個人事業主はやめとけと言われる理由【独立に必要な準備とは】

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個人事業主は自由な働き方ができることもあり、独立を目指している人も多いかと思います。

とはいえ、「個人事業主はやめとけ」という言葉を耳にすることもありますよね。

そこで本記事では、個人事業主はやめとけと言われる理由、そして個人事業主になるために必要な準備について紹介したいと思います。

目次

個人事業主はやめとけと言われる理由

収入が不安定になりがち

個人事業主の収入は、会社員のように固定給ではなく、仕事の量や受注タイミング、市場の需要などによって月ごとの収入が変動しやすいです。

場合によっては、予想以上の収入がある月があれば、次の月は大きく収入が減る、という状況も珍しくありません。

このような収入の不安定さは、経済的なストレスや将来への不安へつながります。

そのため、収入が途絶えないような努力や資金の管理をしっかり行う必要があります。

休みがなくなりがち

個人事業主は「休みがなくなりがち」というのもよくある話です。

というのも、自らのビジネスで稼いでいくために多くの時間と労力を費やす必要があるため、常に仕事のことを考え平日・休日関係なく仕事をしてしまうことが多いからです。

また、クライアントワークの場合、顧客の要望に応えるべく休日を犠牲にしなければいけないこともあります。

このように、個人事業主は休みがなくなりがちなので、自分の健康やプライベートな時間が犠牲になってしまうこともあります。

個人事業主として活動する上で、休息を取ることの重要性を理解し、バランスを取る努力が必要です。

関連記事:個人事業主は休みなし?リアルな休日事情と休み方のコツ

税金は自分で払う必要がある

個人事業主として活動する際、複数の税金を自分で納付する必要があります。

これには所得税、住民税、個人事業税、消費税(売上が一定額を超える場合)、予定納税などがあります。

会社員の場合は、税金は会社に天引きされているのであまり意識することがないですよね。しかし個人事業主は、税金を自分で収める必要があるため、確定申告や税金の勉強が必要です。

また、税金がダイレクトにくるので「自分が稼いだお金から税金を払う」ということになります。一度自分の手元に入ってきたお金から、税金が持っていかれるので感覚的には非常に嫌なものです。

モチベーションの維持が難しい

個人事業主は仕事を自由に調整しやすいメリットはあるものの、その反面、気を抜くとサボりがちになってしまうこともあります。

実際に私も、これまでの個人事業主として活動してきた中でモチベーションが上がらず堕落してしまった時期もあります。

関連記事:個人事業主で一番の苦労はモチベーション維持【目標とルーティン化が大事】

会社員のように強制力が働かないので、仕事に対するモチベーションを維持して、堕落しないように気をつける必要があります。

仕事とプライベートの境界が曖昧になりがち

個人事業主になると、仕事とプライベートの境界が曖昧になりがちです。

例えば、自宅で仕事をする場合、オフィスと自宅の物理的な区別がなくなるため、仕事とプライベートの分離が難しくなります。

また、自分自身で仕事のスケジュールを管理する必要があるため、常に仕事のことを考えてしまい、自分のの時間が犠牲になることも。

このように、生活全体が仕事中心になりがちです。

個人事業主は、意識的に仕事とプライベートのバランスを取る努力が必要ですが、それが難しいのが現実です。

個人事業主のメリット

個人事業主として活動することには、多くのメリットがあります。

柔軟な働き方ができる

個人事業主は、自分自身でスケジュールを管理できるため、柔軟な働き方がしやすいです。

また、働く場所も自由に選べるため、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。

収入は自分次第

自分でビジネスを管理することにより、その成果が直接収入に反映されます。

労働時間や収入の上限が定められることはないので、自分次第で収入を上げていくことができます。

人間関係をコントロールしやすい

個人事業主になる大きなメリットの一つに、人間関係をコントロールしやすいという点があります。

会社員の場合、上司や同僚との人間関係に悩まされることがありますが、個人事業主は自分で仕事を選び、誰と働くかを決めることができます。

また、プロジェクトやクライアントとの関係も、相性や価値観を重視して選ぶことができます。

これにより、ストレスの少ない快適な労働環境を自ら作り出すことが可能になります。

個人事業主として活動するための準備

個人事業主として独立するには、十分な準備が不可欠です。

資金を貯めておく

独立する前には、資金を貯めておくことが重要です。

個人事業主として活動を開始しても、収入が安定するとは限らないかもしれませんし、安定した収入を得るまでには時間がかかるかもしれません。

また、予期せぬ出費や体調を崩し仕事ができなくなることも想定しておかなければいけません。

そのため、余裕をもった資金を貯めておく必要があります。余力の資金はあればあるほどいいですが、できれば6ヶ月間は生活できるような資金があると安心です。

税金について学ぶ

個人事業主は、税金を自分で支払う必要があるため、様々な税金の計算方法や納税手続きを理解しておく必要があります。

税金についての基本的な知識は、正確に税金を申告できるだけでなく節税対策にもなります。

基本的には、税金関連の本を1冊は読んでおきたいところ。

関連記事:【一度は読みたい】個人事業主に役立つおすすめの本12選!

会計ソフトで資金管理を行う

個人事業主として活動するには、資金管理も非常に重要です。

毎月の収支や経費計算など細かな作業が多いです。また、確定申告用に帳簿管理も必要です。

そこで必ず利用したいのが会計ソフトです。

会計ソフトを利用すると、収入や支出の管理、税金計算、確定申告書の作成などが簡単になります。

初期の段階で会計ソフトを導入することで、日常の取引を正確に記録しておけるだけでなく、自分のビジネスの財務状況の分析なども行うことができます。

関連記事:本当に必要?個人事業主が会計ソフトを導入するメリットと必要性

まとめ

個人事業主はやめとけと言われる理由と個人事業主になるために必要な準備について紹介してきました。

個人事業主ならではのメリットがありつつも、「個人事業主はやめとけ」と言われる理由もあります。

そのため、個人事業主を目指す際は事前にしっかり準備をしておくことが大切です。

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この記事を書いた人

40代の個人事業主として活動しています。

このブログは、個人事業主のこと、ブログ運営など雑多に記事を書いていく雑記ブログです。サウナ好き(サウナ・スパ・プロフェッショナル)

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