近年、ノマドワーカーやフリーランスが増え、カフェでパソコン作業をする人が急増していますね。なかには、利用客の半数以上がパソコン作業をしているカフェもあるほど。
カフェでパソコンをする方の多くは、自宅やオフィスとは違う環境で仕事をすることで、集中力アップや気分転換になるという理由が多いです。
しかし、カフェでパソコン作業をする際の注意点もいくつかあります。
本記事では、カフェでパソコン作業をするメリットと注意点、そしておすすめカフェを紹介していきます。
カフェでパソコン作業をするメリット
作業に集中できる
カフェでパソコン作業をすることで、人によっては「集中して作業ができる」「気分転換になる」というメリットがあります。
私もそうですが、パソコンで作業をする際、「自宅だと作業に集中できない」という方は多いはず。
作業をやろうと思っていても自宅だとついダラダラしてしまったり、家事や家族のことに気を取られてしまったりして集中できないという人も多いのではないでしょうか。
自宅では集中できない人にとって、カフェには余計な誘惑がない上に、自宅とは異なる空間で作業することで集中しやすくなります。
リーズナブル
カフェでのパソコン作業は、コスパが良い点もメリットです。
多くのカフェでは、ドリンク1杯300円〜500円くらいなので、比較的リーズナブルに利用できます。さらに、無料Wi-Fiや電源席があるなど、パソコン作業をしやすい環境を利用することができます。
カフェであれば、1杯のドリンク代で数時間利用できるため、コストを抑えながら快適な作業環境を利用することができます。
コーヒーや軽食を楽しみながら作業できる
カフェでパソコン作業をする際のメリットの一つは、コーヒーや軽食を楽しみながら作業できるため、適度な休憩を取りやすい点です。
作業中に美味しい飲み物や食べ物を摂取することでリフレッシュでき、気分転換が図れます。
朝の時間帯に作業をするのであれば、モーニングセットを頼むこともできます。
そのため、長時間の作業でも集中力が維持しやすくなり、効率的に仕事を進めることができます。
カフェでパソコン作業をする時の注意点
作業時間は2〜3時間が目安
カフェでパソコン作業をするとき、「どのくらい作業をしていいの?」と気になる方もいるかと思います。
混雑していないカフェであれば、作業時間は2〜3時間を目安とするのがいいかと思います。
ただし、お店のルールとして時間制限が設けられている場合は、それに従うのがマナーです。
また、満席になるような時間帯や駅前カフェのように常に混雑しているようなお店は、長時間のパソコン作業は避けるべきです。
お店が満席になるくらい混雑している時間帯に、パソコン作業で長時間利用されると、他のお客さんが利用できなくなってしまうからです。
なるべく1人席を利用する
カフェでパソコン作業をする際は、1人席を利用することが望ましいです。
というのも、2人席や広いテーブルを占有すると、混雑時に他の客が座れなくなり迷惑となることがあるからです。
2人席のように広いスペースを利用する場合は、空いている時間にしておいたほうがいいでしょう。
大声で電話・リモート会議をしない
カフェでパソコン作業をする際は、他の利用客に配慮し、大声での電話やリモート会議を控えるように注意しましょう。
電話やリモート会議をすると、自然と声が大きくなる人もいますし、周りの人に迷惑をかけることがあります。また、Zoom会議や電話でイヤホンを使っている場合も声が大きくなりがちです。
できるだけ声を落として周りの人に気をつかう、可能であればカフェの外や専用の個室ブースを利用するのも一つの方法です。
最近では、電話やリモート会議の使用を禁止しているカフェも多いので、店内の注意書きを事前に確認しておきましょう。
セキュリティに注意する
カフェでパソコン作業をする際は、セキュリティに注意が必要です。
公共のWi-Fiは暗号化されていない場合が多く、個人情報やデータが盗まれるリスクがあるからです。また、周囲から画面の内容を見られるなど無防備な場合が多いです。
もし、秘匿性の高い情報や顧客情報を扱う作業があるのであれば、カフェで作業をしないというのも1つの選択肢です。
パソコン作業ができるおすすめカフェ
パソコン作業ができるおすすめカフェを紹介します。
エクセルシオール
エクセルシオールは、ドトールコーヒーが展開するカフェチェーン。
リーズナブルなドトールに対して値段はやや高めですが、店内はインテリアにこだわるなど、落ち着いたおしゃれな空間でゆったりとした時間を過ごせます。
また、モーニングやランチ、デザートなど軽食メニューも充実しています。
スターバックス
スターバックスは、お店の雰囲気もよく、美味しい飲み物と食べ物が楽しめるカフェとして人気です。
パソコン作業や勉強のために利用している人も多く、店舗数も多いのもメリット。
また、ドリップコーヒーが対象ですが、ドリンク2杯目が特別価格になる「One More Coffee」という会員特典もあるため、おかわりがお得になります。
ただし、人気が高いカフェのため混雑していることが多く、都心部や駅近のスタバだと席が空いていないことも。
タリーズ
タリーズは全国に700店舗以上を展開する、アメリカ・シアトル発のカフェチェーン。
おしゃれな店内で落ち着いた空間の店舗が多く、居心地もいいです。
タリーズカードを使えば、1杯10円引きでドリンクを注文することができるので、長期で利用する人は利用するとお得です。
ドトール
店舗数も多く、ドリンクの値段もリーズナブルなのがドトールです。
気軽に入れるベーシックなカフェの雰囲気もあることから、幅広い年齢層に利用されています。
軽食もサンド系のメニューが充実していておいしいです。
コメダ珈琲
コメダ珈琲店は名古屋発祥のカフェチェーン店。
フカフカの椅子も座り心地がいいですし、レトロなウッディスタイルの雰囲気で、居心地よく過ごすことができます。
根強い人気があり、どの店舗も混雑していることが多いです。
他のチェーン店に比べて値段はやや高いですが、ドリンクだけでなく食事を楽しむこともできます。
ルノアール
首都圏中心のチェーン店となりますが、駅前にもかかわらず比較的空いていることが多いのがルノアールです。
レトロな雰囲気で、座席の配置を広くとっている店舗が多いので、ゆっくり過ごすことができます。椅子もフカフカで座り心地もいいですし、高級感溢れる雰囲気も居心地がいいです。
ドリンクは1杯800円くらいと値段が高いこともあり、比較空いていることが多いので穴場のカフェとも言えます。
星乃珈琲
星乃珈琲はドトールコーヒーが展開するカフェチェーンで、コーヒー豆を一杯ずつハンドドリップで提供しているのが特徴。
お店の雰囲気は、高級感あふれる喫茶店といった感じでおしゃれ。テーブルも大きめでイスもフカフカです。
基本的にWi-Fiと電源はないので、パソコン作業をしている人がほぼいません。そのためか駅前のお店でも比較的空いているので穴場のカフェといえます。
パソコン作業に不向きと思われますが、スマホのテザリング、またはモバイルWi-Fiを利用できる人におすすめ。
ベローチェ
ベローチェのメリットはなんといってもリーズナブルなこと。
400円前後で多くのドリンクが頼めるため、コスパを重視したい人におすすめです。
比較的広めの店舗が多く席数も多いので、いつでも座りやすいのもメリット。
ただし、快適さはイマイチなので長時間の作業は疲れやすいです。
系列には「カフェ・ド・クリエ」もあり、こちらも人気のカフェとなっています。
まとめ
カフェでパソコン作業をするメリットと注意点、おすすめカフェを紹介してきました。
「自宅で作業をしたいけど集中できない」という人にとっては、カフェは作業に集中できる便利な場所です。
快適に作業できるカフェはたくさんあるので、お気に入りのカフェを見つけて快適に作業しましょう。
また、パソコン作業をしたいときはカフェ以外の場所もおすすめです。パソコン作業におすすめの場所は、パソコン作業ができるおすすめの場所【ノマドワークにも最適】で紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。
カフェ作業の効率を上げる便利なガジェットについては、【厳選】カフェ作業・ノマドにおすすめのガジェットで紹介しているので、こちらもぜひご覧ください。