- これからWebライターを始めてみたいけど、何から始めたらいいかわからない
- Webライターを始めるのに、準備しておいた方がいいことってあるの?
- Webライターになってみたいから、始め方を教えて欲しい
こんな悩みを解決する記事を書きました。
本記事をお読みいただければ、すぐにでもWebライターを始めることができますよ。
本記事をお読みいただき、Webライターとして報酬をゲットしていきましょう。
Webライターとは
Webライターとは
Webライターとは、Webサイト上の記事を書く人のこと。
記事の依頼主から、指定されたテーマ、内容、文字数に合わせて記事を書いていく仕事です。
以下のように、Webサイト上のあらゆる媒体の記事を執筆します。
- 企業のWebサイトに掲載する記事
- インタビュー記事
- ブログ記事
- 体験談記事
Webサイトに限らず「ネット広告の文章」「企業の採用ページ」「ECサイトの商品説明文」を書いたりもします。
Webライターの働き方
Webライターの働き方は、大きく分けて2種類。
- 企業のライティング担当
- フリーランスライター
企業のライティング担当には、「自社商品やサービスを紹介する社内Webライター」や「ライティング代行サービス会社に所属するWebライター」がいます。
また、クラウドワークスやランサーズに登録して、フリーランスとして活躍するWebライターもいます。
Webライターに必要なもの
まず、Webライターに必要なものですが「パソコン」1台あればOKです。
Webライターの仕事をする上では、高スペックなパソコンは必要ありません。
ただし、場所を選ばず作業ができるように、ノートパソコンにしておくのがおすすめ。Webライターの魅力の1つは、場所を選ばずに仕事ができることなので、ノートパソコンを使って存分にメリットを活かしましょう。
また、「在宅でWebライターをしたい」といった場合でも、家の中のどこでも作業ができるので便利です。
おすすめのスペックとしては、以下を参考にしてみてください。
- OS・・・「Windows」「macOS」どちらでもOK
- CPU・・・Core i5以上
- メモリ・・・8GB
- サイズ・・・13インチ前後
Webライターに必要なスキル
Webライターに必要なスキルを紹介します。
- 基本的なパソコンスキル
- リサーチ能力
- ライティングスキル
- SEOの知識
基本的なパソコンスキル
Webライターとしては、基本的なパソコンスキルがあれば問題ありません。
- タイピング
- ドキュメント(Word、Googleドキュメント)
- 連絡ツール(Chatwork、Slack)
タイピングが苦手な方は、タイピング練習サイトがあるのでコツコツと練習しましょう。
寿司打やe-typingは、無料で利用できるのでタイピイング練習におすすめですよ。
タイピングだけでなく、音声入力も利用すると執筆スピードは上がります。
ドキュメントに関しては、作成した記事の納品形式として、「Word」や「Googleドキュメント」を指定するクライアントが多いです。
特別難しいスキルが必要なわけではありませんが、少しさわってみる程度でOKです。
連絡ツールとして「Chatwork(チャットワーク)」や「Slack(スラック)」を使うクライアントさんもいるので、こちらも使えるとなおよしです。アカウント作成だけはしておきましょう。
リサーチ能力
Webライターとして稼ぐためには、リサーチ能力が必要です。
リサーチにも2種類あります。
- 競合サイトのリサーチ
- 知らないジャンルのリサーチ
競合サイトのリサーチですが、記事の依頼者はライターが書いた記事が検索上位にくることを期待しています。
そのために、競合サイトの記事をリサーチして、どんな情報を記載すべきかを決める必要があります。
Webライターは、自分の知らないジャンルについて、記事を書かなければいけないことも多いです。
自分で案件を探す場合、得意なジャンルで希望する文字単価の案件があるとは限りません。
仕事を受注するために、自分の知らないジャンルにチャレンジしなければいけないこともあります。
そのため、自分の知らないジャンルについて、詳しくリサーチしなければいけません。時には本を買って勉強したり、ネットで情報を集めながら知識を蓄えることも必要です。
ライティングスキル
Webライターは、一定のライティングスキルが求められます。
伝えたいことを正確に伝え、誰が読んでもわかりやすい文章を書く必要があるからです。
Webライターに必要なスキルはライティングスキルだけではありませんが、ライティングスキルはWebライターの基礎となるスキルです。
Webライターの勉強方法は、後ほど解説するので参考にしてみてください。
SEOの知識
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化と呼ばれるものです。
簡単にいうと「書いた記事を、検索エンジンで上位に表示させるための施策」になります。
SEOに関しては、やや専門的な知識が必要になるので勉強する必要があります。
Webライターのメリット
場所を選ばずに仕事ができる
Webライターは、場所を選ばずにどこでも仕事ができます。
パソコン1台あれば完結できる仕事だからです。
例えば、以下のような働き方もできます。
- 在宅で仕事をしたい
- ノマド的に全国を移動しながら仕事をしたい
- 海外に滞在しながら仕事をしたい
電車に乗って通勤する必要もありません。自分の好きな場所で仕事をしながら収入を得ていくことができます。
努力次第で収入アップが見込める
Webライターの収入は、平均すると低くなりがちですが、努力次第では大きな収入アップもできます。
担当したクライアントから評価されるようになってくると、文字単価が上がったり、直接契約を結ぶことができるからです。
さらに文字単価が3円、5円と上がってくると、収入が劇的にアップします。
また、クライアントと直接契約が出来るようになると、クラウドソーシングに取られる手数料もなくなるので手残りは多くなります。
Webライターのデメリット
最初は稼ぎにくい
Webライターは、最初のうちは大きく稼ぐことはできません。
なぜなら、Webライター初心者がいきなり文字単価の高い案件を取れることは少なく、文字単価の低い仕事で経験を積まなければいけないからです。
単価の高い仕事を受けられるようになるには、経験を積まなければいけないので、半年から1年くらいは修行期間が必要です。
ライバルが増加傾向
Webライターは、ライバルが多いです。
誰でも手軽にできる仕事なので、「何かしら副業をやりたい人」や「在宅で仕事をしたい主婦」など、参入者が増加傾向にあるからです。
例えば、クラウドワークスの「記事執筆・ライティング」という分野だけでも、登録者が28,000人を超えています。
そのため「なかなか仕事が受注できない」といったWebライターが多いのも現状です。
Webライターで稼ぐには、いかに文字単価の高い案件を受注するかも重要になってくるわけですが、文字単価の高い案件をとるためには、高い競争率を勝ち抜いていかなければいけません。
Webライターの始め方
クラウドソーシングに登録
パソコンを用意したら、クラウドソーシングに登録しましょう。
登録するクラウドソーシングは、以下の2つがおすすめ。
どちらも国内大手のクラウドソーシングなので、Webライターのほとんどが登録しているサイトです。
私はクラウドワークスのみで仕事を受注していますが、両方登録してどちらか好きなほうを選んでいるライターが多いようです。
仕事を受注しよう
「クラウドワークス」または「ランサーズ」に登録したら、仕事を受注しましょう。
- え、いきなり仕事を受注するんですか?
- 完全初心者だから不安なんですけど…
このように思った方もいるかもしれませんが、安心してください。
初心者向けの案件もあるので、1つ1つステップをクリアしていけば問題ありません。
まずはタスク案件で実績作り
サイトに登録したばかりだと、実績が1つもないので、まずは実績作りをしましょう。
発注する側の視点で考えると、何の実績もないライターに仕事を依頼するのはちょっと不安ですよね。少しでも実績があると、発注者に少しは安心感を持ってもらえます。
そこで、最初に取り組みたいのが「タスク」と呼ばれるもの。
「クラウドワークス」または「ランサーズ」では、仕事の受発注形式が以下の3つに分かれています。
- タスク・・・条件が合えばすぐに仕事ができて、すぐに報酬がもらえる
- プロジェクト・・・案件に応募して、採用されたら契約できる
- コンペ・・・実際に作品を提出して、作品が選ばれた人だけ報酬がもらえる
タスクであれば「応募して、作業の詳細を確認して、、、」といった必要がなく、すぐにでも作業を始めることができます。
作業が完了してクライアントの確認が終われば、すぐに報酬がもらえるので実績作りには最適です。
まずは、タスク案件を3つくらいこなしましょう。
タスク案件は、3つくらい経験したら、それ以降はやる必要はありません。
ここの受注実績がないと、クライアントに対してアピールになりません。
また、タスク案件はあまりにも単価が低いので、稼ぐには非効率になってしまいます。
私も初日にタスク案件を2件やりましたが、合計30分ほどかかって61円でした。
ちなみに私は以下のようなタスク案件をこなしました。
- 宅食サービスの体験談を500文字以上
- おすすめの宅配弁当の「感想」や「おすすめの理由」を300文字以上
1つあたり数百円のタスクもありますが、それでも仕事内容に対しての金額は見合っていないものばかりなので、早めにプロジェクト案件に移行しましょう。
プロジェクト案件を受注しよう
プロジェクト案件の受注ですが、初心者でも取り組みやすいプロジェクトに応募するのがおすすめ。
まだ、受注実績がない状態で文字単価の高いプロジェクトに応募しても、なかなか契約してもらえないので、簡単なプロジェクトで実績を作りましょう。
例えば、以下のように「文字単価は低くても、記事数が少ない」案件がおすすめです。
単価も低いし継続案件でもないのですが、ライバルは少ないので受注しやすく、サクッと実績を稼げるので狙い目です。
- 1記事のみで時間もかからない上に、実績が増える
- 募集から完了までプロジェクトの一連の流れを経験できる
このようなメリットがあるので、Webライター初心者向けの案件としておすすめです。
プロジェクト案件で1つ実績ができたら、次は文字単価の高いプロジェクトにどんどん応募しましょう。
低単価ばかりのプロジェクトをやっていると、「割に合わない作業をしている」というのが現実。
最初のうちは、文字単価が低い案件を受けて実績を積み上げていくことは大切ですが、並行して文字単価の高い案件にもチャレンジしていきましょう。
ただし、以下のような案件に応募するのはおすすめしません。
- 発注者のプロジェクト完了率や評価が低い
- 低単価(文字単価0.2円)なのに、記事数20本など本数が多い
まず、発注者のプロジェクト完了率や評価が低い場合は、何かしら問題の多いクライアントなので、応募するのはやめておきましょう。
こういった発注者から仕事を受けないことで、自分の身を守ることにもなります。
あとよく見かけるのが「文字単価0.1円、文字数3000文字、記事数20本」といったような、あまりにも安いのに大量の納品数がある案件です。
3000文字を1記事書いて300円の報酬になるわけですが、1記事書くのに3時間かかったら時給は100円です。これを20本です。
「経験を積むためだから、安くても仕方がない」と思う方もいるかもしれませんが、これだったら自分のブログを書いたほうがマシです。
単価があまりにも低いなら、本数少なめで実績が稼げるような案件のみにしましょう。
Webライターの勉強方法
実践でスキルアップする
Webライターは、「あらかじめ勉強してから始める」というよりは、案件を受注しながら実践していく方がスキルアップできます。
「実践をしながら、自分でも勉強していく」といった感じですね。
クラウドワークスやランサーズには、初心者向けの案件もたくさんあるので、まずは受注しながらスキルを磨いていきましょう。
ただし、どうしても単価が低いので、稼ぎは度外視で経験を積む形にはなります。
ライティングの書籍で勉強しよう
「ライティングの経験がない」といった方は、書籍でも勉強するのがおすすめ。
おすすめは、以下の2冊。
上記2つをおさえておけば、この後説明するクラウドワークスの「Webライター検定3級」のスキルは問題なく身につきますよ。
ブログは必ずやろう
ライターと同時並行で必ずやりたいのがブログです。
ブログをやることで、以下のメリットがあるからです。
- ポートフォリオ代わりになるので、ライターとしての実績がなくてもアピールになる
- ライティングの練習になる
- SEOの知識もつくので、単価の高い案件に取り組める
- 収益化もできて、自分の資産になる
- WordPress利用の案件が取りやすくなる
ライターとしての実績が無いうちは、ブログが実績代わりにもなるので重宝します。同時にライティングやSEOの勉強にもなるので、メリットしかありません。
また、WordPressを使った入稿を条件としている案件も多いので、受注できる案件の幅も広がります。
Webライターとブログは相乗効果がハンパないので、特にWebライター初心者の方はすぐにでも始めたほうがいいです。
WordPressブログの費用は、月額1000円くらい。大きな負担ではないので、ぜひ始めてみてください。
試験を受けてみよう
クラウドワークスでは、「Webライター検定」という資格を取得することができます。
コンテンツマーケティングのプロ集団である「株式会社グリーゼ」監修のライティングテストです。
3級〜1級まであり、以下のようなレベルになっています。
- Webライター検定3級・・・Webライティングの基礎スキル、マークシート方式、受験料無料
- Webライター検定2級・・・構成案に基づいて読み手の心を動かす文章を作成するスキル、記述式、受験料10,000円
- Webライター検定1級・・・マーケティングの基礎知識も踏まえた高度なライティングスキル&構成案の作成も含めた高品質な記事作成スキル、記述式、受験料25,000円
「資格を取ることで案件が受注できる」といったことには繋がりにくいかもしれません。やはり、実績の方が重視されます。
それにクラウドワークス内でしか通用しない資格ではあります。
とはいえ、Webライターとしてのレベルアップにはかなり役立ちます。
試験を受ける前に、講義動画を見ることができるのですが、これが本当に勉強になります。試験自体もそれなりに難易度が高いので、ある程度のスキルがないと合格できません。
- 文章を書くことに不安がある
- まだ経験が浅いから、早くレベルアップしたい
こういった方は、クラウドワークスの「Webライター検定」を受けるのはかなりおすすめですよ。
Webライターの始め方まとめ
Webライターの始め方を解説してきました。
Webライターは、パソコンさえ準備すればすぐにでも始めることができます。
同時並行で以下のことにも取り組んでスキルアップを狙いましょう。
- WordPressブログを始める
- ライティングの書籍で勉強する(SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64、沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉)
- クラウドワークスのWebライター検定を受けてみる
Webライターは、最初は大変ですが徐々に稼げるようになってきます。
何より場所を選ばずに作業ができるので、在宅でもノマドスタイルでも仕事ができます。
個人で稼ぐスキルとしても最適なので、ぜひチャレンジしてみてください。