ラオス6泊7日の男一人旅ムアンゴイ編です。
ムアンクアで1日を過ごし、ボートでムアンゴイに訪れました。
時間がゆっくりと流れ、ただ歩いているだけでも癒される場所で、古き良きラオスの空気を味わうことができます。
今回は、そんなムアンゴイへの移動と、到着後の村散策、そして絶景ビューポイントを中心に、ムアンゴイ滞在記をお届けします。
初日のムアンクア編はこちら:ラオス6泊7日の男一人旅①穴場の田舎町ムアンクアに滞在
ムアンクアからボートでムアンゴイへ
ボートのチケットを手に入れ、ボートに乗り込みます。
9時30分発の予定でしたが、なんだかんだ待ち時間が発生し出発は9時50分。

乗客は現地の家族4人、欧米人カップル2人、私の7人。
途中の村に送る瓶ビールもたくさん積み込まれています。

そして、いざ出発。
爆音のエンジン音、ボートが水を切る音と水しぶき、体に当たる風、そして青空の下に広がる緑の景色、めっちゃ最高です。

ラオスにきたらボートで移動するのが間違いなしです。
ただし、ボートのエンジン音はかなりうるさいので、耳栓があるといいかもしれません。欧米人バックパッカー2人は耳栓を用意していました。

ときおり川沿いの小さな集落に立ち寄りがあります。おそらく陸路ではいけないような集落だと思われます。

集落から子供が迎えにきています。

現地の4人家族はここの集落で降ていきました。

ボートに大量に積まれた瓶ビールは、続いて訪れたこちらの村に。

ここの村からは何人もの村人がビールを取りに来ています。

こんな感じで、いくつかの集落へ立ち寄りがありました。
どいうった村なのか、現地の人がどういった生活をしているのか実際に見てみたいです。
ここに停船している間に、ボートにちょっとした水漏れを修理。

途中でかなりの乗り込みがあり満席に。

13時過ぎにボートの乗り換え地点へ到着です。川にダムがあるので迂回しなければいけないようです。
一旦ボートを降ります。

「ここでしばらく待ってて」との指示があり、ボートから降りて30分ほど待つとワゴンがきたので乗り込みます。

5分ほどで次のボート乗り場へ到着。この場所を下に降るとボート乗り場があります。

ムアンゴイ方面から来た欧米人バックパッカーたちと入れ替えです。

ボート乗り場からはダムが見えます。あのダムがあるので、ボートの乗り換えが必要になったようです。

ボートの乗り換えが完了し、14時に出発。

ここから約1時間でムアンゴイに到着です。
ムアンゴイに到着、焼きうどんを食べてメインストリートへ
15時くらいにムアンゴイに到着。
子供達が元気に川遊びをしています。



まずはゲストハウスへ向かいます。
船着場から歩いてすぐのLattanavongsa guesthouseというゲストハウスへ。

外観は雰囲気もいいのですが、部屋の中は大したことはありません。

チェックインを済ませて、ゲストハウス併設のレストランへ。
川沿いにあるレストランなので景色がいいです。

焼きうどん的なやつと水のボトル(大)で40,000キープ。

ラオスに来てからやっとまともな料理を食べた気がします。なかなか美味しいです。
移動の疲れもあるので、レストランで少しのんびり。
その後、ムアンゴイの村を散策します。

気になる看板を発見。なんと看板には「sauna」の文字が。

事前に調べた限りでは、ムアンゴイのサウナ情報は見当たらなかったのですが、サウナがあるんだったらぜひとも入りたいです。あとで立ち寄って、聞いてみることにします。
とりあえず村をもう少し散策することに。
よくネットで見かけるメインストリートからの景色。

メインストリートとも呼べるこの通りは、そんなに距離がないのですぐに散策は終わります。
太陽も落ちかけているので、ムアンゴイを見渡せるビューポイントへ。
ムアンゴイの絶景が見れるビューポイントへ
ビューポイントへの案内看板はあちこちにあるので迷わず行けます。
とりあえず、看板の案内通りに進みます。

ビューポイントまでは1本道なので、ひたすら小道を進みます。
ここら辺は人が全くいないのでちょっと孤独です。

しばらく進むと料金所があるので、20,000キープ支払う必要があります。
この小屋が料金所になっています。

誰もいなかったので「Hello!」と叫んでみます。
すると草むらの方から声が返ってきたので、「Ticket!」と言うとこちらに来てくれました。
鎌みたいのを持ちながらこちらへ来るので、ちょっとビビりましたが。
支払いを済ませると、そこを登って17分と言われたので早速登ります。

それなりの急斜面を登っていくので体力は消耗します。サンダルではなく靴を履いていった方がいいです。

料金所から15分くらいでビューポイントに到着。ビューポイントは2つあります。


ビューポイントからの眺めはこんな感じ。

青空が広がっているともっと綺麗なのでしょうが、それでも十分綺麗な景色でした。誰もいなかったので独り占め。
村の反対側の景色はこんな感じ。

深々とした山のなかに、川が流れている景色が印象的です。
もっとゆっくりしたかったのですが、日が暮れそうなので早めに村に戻ることに。
ムアンゴイをぶらぶらと散策
メインストリート以外の場所をもう少し散策することに。
メインストリートから離れると、人の出歩きは少なくのんびりとした雰囲気が流れています。

あてもなく歩いて行きます。



何もない村ですが、本当にのどかな雰囲気です。なんとも言えない魅力がありますね。
正直、もっと滞在したいと思えるほど。
いい感じの小道があります。

学校らしきところが。

牛の放し飼い。

道を歩いていると、向こう側から牛が。「この狭い道ですれ違って大丈夫なのかな」と心配になり様子を伺っていると、牛も立ち止まってこちらの様子を見ています。

ちょっと怖かったので少し様子を見ていたら、牛も警戒していたようで私がゆっくり進むと牛は逃げて行きました。
その後もあてもなくブラブラ。
日用品を売っているお店もあるので、長期滞在も問題なさそうです。

ゲストハウス近くに戻り、先ほど見かけたサウナのお店へ。
店内にいた女の子に「サウナ」と話しかけると、ちょっと待ってと合図をされ電話を渡されます。
女の子のお母さん(?)と変わり、どうやら今日は人が足りないらしくサウナは無理とのこと。残念。
一旦ゲストハウスに戻り休憩し、20時くらいに併設のレストランへ夜ご飯を食べに行きます。
ところが、ゲストハウス併設のレストランは閉まっていたので、タイミング逃したかなと思いつつもとりあえず周辺を確認してみることに。
ムアンゴイのお店は20時になるとほとんどがしまっていました。ただ、レストランはいくつか空いてるので食事はできます。
近くのレインボウゲストハウスがレストランもやってるようでこちらに。
広々として欧米人の女子グループと男性1人がいました。灯りが綺麗で雰囲気もいい感じです。

チャーハンとパイン&レモンジュースを注文。チャーハンは2人前くらいありそうなボリューム。おいしいですがちょっと多すぎでした。


部屋に戻って調べ物でもしようとするもWi-Fiに接続できず。
私が宿泊しているゲストハウス「Lattanavongsa guesthouse」のWi-Fiは、レストランのWi-Fiに接続するのですが、レストランが閉まるとWi-Fiも止まってしまうのでしょうか。よく分かりません。
ムアンゴイはSIMカードのネット接続もできないので、Kindleで読書をして時間を潰すことに。しばらくすると眠気がきたので就寝です。
ムアンゴイ2日目:朝食を食べてノーンキャウへ
朝7時30起床、軽く散歩をします。
ボート乗り場のほうへ。雲がかかって昨日とは違う雰囲気です。


時間が早いこともあり、メインストリートも静かな雰囲気です。

ゲストハウス併設のレストランへ行って朝食を食べることに。ゲストハウス併設だと便利ですね。

小さな女の子が1人いたので、スタッフを呼んでもらうことに。
オムレツとパンとマンゴージュースで軽めの朝食。45,000キープ。

オムレツは玉ねぎとトマトが少し入っていておいしいです。パンもあったかいのが出てきました。マンゴージュースも安定の美味しさ。
川沿いの席なので雰囲気もいいし、ゆっくり落ち着いた時間が流れています。


この時点でムアンゴイにもう一泊するか迷っているほどいい村です。
朝食を終えたら、ノーンキャウまでのボートチケットを買いに。レストランのすぐ近くにボートのチケット売り場があります。

親切に料金表がありました。ムアンゴイからノーンキャウまで1人50,000キープ。

チケットを購入して、ノーンキャウへ向かうボートへ。
これでムアンゴイの滞在はおしまいです。
ラオス一人旅ノーンキャウ編はこちら。
>>ラオス6泊7日の男一人旅③まったり感がたまらないノーンキャウに滞在
ムアンゴイ滞在まとめ
ラオス北部の小さな村、ムアンゴイ。
のんびりした雰囲気が最高で、もっと滞在したいと思わせる魅力があります。
ボートでの移動も爽快感抜群で、特別な体験になるのでおすすめです。
今回はスケジュールの関係で行けませんでしたが、ムアンゴイのさらに奥地の村に足を伸ばすこともできるようです。
ムアンゴイは、バックパッカーも多く訪れている村なので、英語表記のレストランがあるので食事もしやすいです。
また、ビューポイントからの景色も最高です。
少し息が上がるような坂道を登った先に待っているのは、山々と川が織りなす絶景です。景色独り占めでのんびり過ごすのもいいかもしれません。
「もう少し、ここにいたい」そう思わせてくれる村でした。