国内旅行の予約サイトとして候補になるのが、「楽天トラベル」と「じゃらん」。
人気のサイトなので、どっちを使うのがいいのか迷ってしまいませんか?
どちらも人気の旅行サイトで、利用者数でいうと2トップと言われていますが、特徴やメリットが異なります。
そこで本記事では、両サイトを徹底比較し、それぞれの特徴やメリットを詳しく解説します。
楽天トラベルとじゃらんの違いを比較
楽天トラベル | じゃらん | |
---|---|---|
掲載ホテル数 | 約42,000軒 | 26,000軒以上 |
宿泊料金の安さ | 安い | 安い |
ポイント制度 | 楽天ポイント | リクルートポイント Pontaポイント dポイント |
ポイント還元率 | 1% | 2%(限定ポイント含む) |
利用できるプラン | 宿泊予約 宿泊+航空券 高速バス・バスツアー レンタカー 海外旅行 遊び・体験 キャンプ場 | 宿泊予約 交通+宿泊 遊び・体験 観光ガイド レンタカー 航空券 ゴルフ 海外航空券 海外航空券+ホテル |
クーポン・キャンペーン内容 | 5と0のつく日は最大20%オフ 楽天会員ランクに応じた割引クーポン 毎月開催クーポン祭 | 年間数回開催「じゃらんスペシャルウィーク」 毎月20日開催「じゃらんのお得な10日間」 |
会員ランク | 楽天トラベルボーナスプログラム | じゃらんステージプログラム |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
掲載ホテル数の違い
楽天トラベル | じゃらん |
---|---|
約42,000軒 | 26,000軒以上 |
掲載ホテル数の違いですが、楽天トラベルは約42,000軒とかなりの数を掲載しています。
じゃらんは公式には発表していませんが、調べる限り最低でも26,000軒以上あります。
Yahoo!トラベルは18,000軒なので、それ以上の掲載数のため、両者とも国内トップクラスの掲載数といえます。
宿泊料金の安さ
楽天トラベル | じゃらん |
---|---|
安い | 安い |
旅行予約サイトを利用する上で重要なのが、宿泊料金が安いかどうか。
安さに関しては、基本的にはどちらも同じ価格であることが多く、大きな違いはないと言えます。
セールのタイミングやクーポンの配布などによって、楽天トラベルがお得になったり、じゃらんのほうがお得になったりします。
ポイント制度の違い
楽天トラベル | じゃらん |
---|---|
楽天ポイント | リクルートポイント/Pontaポイント/dポイント |
楽天トラベルで宿泊予約をすると、「楽天ポイント(還元率1%)」が貯まります。
楽天ポイントは、楽天トラベルはもちろんのこと、楽天市場や楽天グループのサービス、楽天Payを使って街中での買い物と幅広く使うことができます。
じゃらんで宿泊予約をすると、「メインポイント(還元率1%)」と「じゃらん限定ポイント(還元率1%)」が貯まります。
じゃらんnetのサービスのみで利用できる「じゃらん限定ポイント」も貯まるので、実質還元率2%とお得ですね。
ただし、じゃらん限定ポイントは有効期限もありますし、じゃらんの予約にしか使えないため、旅行の頻度が少ない方にとっては使い勝手が悪いかもしれません。
なお、じゃらんで使えるポイントは、以下の5つと豊富です。
- Pontaポイント
- dポイント
- リクルートポイント
- リクルート期間限定ポイント
- じゃらん限定ポイント
楽天ポイントがいいのか、それとも他の複数のポイントがいいのか。どのポイントが自分にとって都合がいいかは、好みが分かれるところです。
利用できるプランの違い
楽天トラベル | じゃらん |
---|---|
宿泊予約 宿泊+航空券 高速バス・バスツアー レンタカー 海外旅行(航空券・ホテル) 遊び・体験 キャンプ場 | 宿泊予約 交通+宿泊 遊び・体験 観光ガイド レンタカー 航空券 ゴルフ 海外航空券 海外航空券+ホテル |
両サイトで利用できるプランですが、国内旅行に関してはどちらも充実した内容といえます。
国内ホテル予約、高速バス、航空券、レンタカー、観光関連などプランは豊富です。
クーポン・キャンペーン内容
楽天トラベル | じゃらん |
---|---|
5と0のつく日は最大20%オフ 楽天会員ランクに応じた割引クーポン 毎月開催クーポン祭 | 毎月20日開催「じゃらんのお得な10日間」 年間数回開催「じゃらんスペシャルウィーク」 会員ランクに応じた割引クーポン |
クーポン・キャンペーンに関しては、どちらも定期開催のキャンペーン、期間限定のクーポンが配布されます。
その時々でどちらがお得かは変わってきます。
会員ランク制度の違い
楽天トラベル | じゃらん |
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楽天トラベルボーナスプログラム | じゃらんステージプログラム |
楽天トラベルボーナスプログラム
楽天トラベルには、直近1年間(前月末まで)の1万円以上の国内宿泊回数に応じてポイント倍率がアップする「楽天トラベルボーナスプログラム」があります。
レベル0 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | レベル4 | |
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宿泊回数 | 2回以下 | 3〜4回 | 5〜6回 | 7〜9回 | 10回以上 |
ポイント倍率 | – | +0.5倍 | +1倍 | +1.5倍 | +2.5倍 |
最大でポイント倍率が+2.5倍になるため、かなりお得なプログラム。
レベルアップ対象の宿泊は1万円以上なので、低価格帯の宿泊ではレベルアップにならないのはデメリットですが、レベルアップのハードルは高くありません。
じゃらんステージプログラム
じゃらんでは、利用状況に応じてステージが決まり、ポイントアップ特典やお得なプラン特典がある「じゃらんステージプログラム」があります。
レギュラー | ブロンズ | シルバー | ゴールド | |
---|---|---|---|---|
必要スコア数 | 〜149,999 | 150,000以上 | 300,000以上 | 600,000以上 |
ポイント倍率 | – | +0.2% | +0.5% | +1% |
割引プラン | – | 10%オフ以上 | 10%オフ以上 15%オフ以上あり | 10%オフ以上 20%オフ以上あり |
特典プラン | – | – | – | 部屋のアップグレードなど |
ステージを決めるのが「スコア」と呼ばれるもので、以下のサービスの利用金額に応じて貯まります。
サービス | スコア加算率 |
---|---|
国内宿・ホテル | 1円につき1スコア |
JALじゃらんパック・ANAじゃらんパック | 1円につき0.8スコア |
じゃらん遊び・体験 | 1円につき1スコア |
じゃらんレンタカー | 1円につき1スコア |
じゃらんは低価格帯の宿泊でもスコアが貯まっていきますが、ランクアップのための宿泊金額が大きいためハードルは高めです。
還元率+0.2%のブロンズでも、合計15万円以上の利用が必要となります。
楽天トラベルとじゃらんの選び方
楽天トラベルとじゃらん、どちらにするかの選び方について紹介します。
料金の安さについては、どちらも同等の安さが基本となっているので、クーポンやセール内容次第というところです。楽天トラベルが安い時もあれば、じゃらんが安い時もあります。
そのため、貯めたポイントの使いやすさが自分に合っている方を選ぶのがいいかと思います。
楽天トラベルが向いている人
- 楽天ポイントを貯めたい・使いたい人
- 楽天経済圏を利用している人
楽天トラベルのメリットは、楽天経済圏を利用しているとさらにお得になる場合があること。
例えば、以下のようなメリットがあります。
- 楽天カードで宿泊予約をすると、カード種別によってポイント倍率がアップ
- 楽天会員ランクに応じた割引クーポンが配布
- 楽天トラベルのアプリで予約を行うと、国内宿泊限定でポイントが+1倍
- 楽天プレミアムカードでトラベルコースを選ぶとポイント+1倍
実際に私は楽天ダイヤモンド会員ですが、4,500円オフクーポンが適用されたりとかなりお得に宿泊できることが多いです。
このように、楽天経済圏を利用していると、ポイント還元率がさらにアップ、お得な割引クーポンがもらえるなどの特典がついてきます。
関連記事:【お得】楽天トラベルで楽天カードを使うメリットを解説!
また、楽天はポイントが貯まりやすいのも1つの魅力。楽天経済圏を利用することで日常的にポイントを貯めることができます。
「楽天ポイントを貯めている」「楽天経済圏を利用している」という方は、楽天トラベル一択です。
じゃらんが向いている人
- リクルートポイント/Pontaポイント/dポイントを使っている人
まず、普段の生活でリクルートポイント、Pontaポイント、dポイントを使っている人はじゃらんがいいでしょう。
ただし、複数のポイントに対応しているメリットはありつつも、少しややこしい感じは否めません。どれか1つのポイントに集約して利用するのがおすすめです。
まとめ
楽天トラベルとじゃらんの違いを比較してきました。
料金面では、どちらも安い水準で大きな違いはありません。クーポン、キャンペーンの内容によって変わってくる感じになります。
どちらのサイトも使いつつ、その時々で安いほうを使っていく流れもいいかと思いますが、ポイントが分散してしまうデメリットもあります。
そのため、シンプルに、
といった使い分けがおすすめです。