一人暮らしをしていると外食の利用は便利ですよね。
とはいえ、外食ばかりの生活もどうなの?と頻度が気になったり、自炊とのコスパの違いなど気になる点もあるのではないでしょうか。
そこで本記事では、一人暮らしにおける外食の頻度や、外食と自炊とのコストパフォーマンスの比較、さらにはおすすめの外食店を紹介します。
一人暮らしで外食をするメリット・デメリット
メリット①料理の手間を省ける
まず、外食の大きなメリットとして料理の手間が省ける点が挙げられます。
「忙しい生活を送っている人」や「自炊が苦手な人」にとって食事を準備するのは大変なため、外食は手軽に利用できる便利な選択肢です。
食材の買い出しや調理の時間、後片付けをする必要もないので時間を節約することができます。
メリット②自炊では難しい料理を食べられる
また、自炊では難しい料理を手軽に楽しめることもメリット。
外食をすることで、自宅では再現できない味を堪能できます。
自炊で本格的な調理をしようとすると、専門的な技術や特殊な調理器具が必要で食材にもこだわる必要がありハードルが高いです。
また、一人暮らしだとどうしても食卓が寂しくなりがちです。外食であればたくさんのバリエーションの食事を楽しむことができます。
デメリット①食費がかさむ
外食のデメリットとしては、食費が高くなりがちな点が挙げられます。
外食は自炊やコンビニ弁当、スーパーの惣菜・弁当に比べてコストが高くなりがちで、頻繁に利用すると家計に負担がかかります。
頻繁に外食する場合、月々の食費が予想以上に増加することがあります。
デメリット②栄養バランスが偏りやすい
外食は栄養バランスが偏りやすいこともデメリットです
外食では高カロリー・高脂質なメニューが多く、野菜不足になりがちです。
例えば、ハンバーガー、牛丼、背脂たっぷりのラーメンなど手軽に食べることができる反面、栄養的にはイマイチな外食が多いです。
健康に気を使うのであれば、野菜がついているメニューを選ぶなど工夫が必要です。
一人暮らしの外食と自炊のコスパ比較
料金の比較
一人暮らしの外食と自炊にかかる費用を比較すると、自炊のほうが安いです。
外食にかかる値段としては、安くても500円〜1,000円くらいはかかってしまいます。
例えば、毎日の夕食を外食にすると(1回の食事に750円かかるとして)、月に20日分で15,000円になります。
一方、自炊では、1食あたり400円くらいという人が多いです。月に20日分で計算すると8,000円となり、外食よりも自炊の方が月々の食費を大幅に節約できることがわかります。
栄養価の比較
外食と自炊の栄養価を比較すると、自炊の方がバランスの取れた食事をしやすいです。
なぜなら、自炊では自分で食材を選び、調理法もコントロールできるため、健康を意識したメニューを作りやすいからです。
例えば、外食では高カロリー、高脂肪、高塩分のメニューが多く、栄養バランスが偏りがちです。チェーン店のハンバーガーセットやラーメン、カレーなどは美味しいですが、栄養面で見ると野菜が不足しがちで、栄養バランスも悪いです。
一方、自炊では、野菜たっぷりのスープやサラダ、脂肪分の少ない肉や魚を使った料理を手軽に作ることができ、必要な栄養素をバランス良く摂取することができます。
ある程度自炊に慣れている人であれば、このように栄養バランスを考え健康的な食事を作りやすいです。
時間効率の比較
外食と自炊の時間効率を比較すると、外食の方が時間の節約になる場合が多いです。
なぜなら、外食では買い出しや調理、後片付けをする必要がないからです。外食であれば注文をして10分もすれば料理がきて食事をすることができます。
一方、自炊の場合は、食材の買い出し、調理、食後の片付けなどを含めると、それなりの時間を要します。ただし、作り置きをすることで時間を節約することもできますが、それでも片付けなどの手間が発生します。
そのため、時間効率を優先する場合は、外食のほうが便利な選択肢となります。
一人暮らしの外食頻度について
一人暮らしの外食の頻度ですが、自炊をするかしないかで大きく変わってきます。
自炊をしている人はほとんど外食をしないという場合が多く、週に1〜2回でも多いほうです。逆に自炊をしない人は、外食をする頻度が多くなりがちで、週に3〜5回という人もいます。
ちなみに私が会社員のころは、昼ごはんと晩ごはんは外食というときもあったので、平日5日で10回は外食していた時期もありました。
会社員だとお昼ご飯を同僚と食べに行く人も多いかと思いますが、私もこのパターンだったので外食の割合が多かったです。
現在は個人事業主として生活していますが、外食は週に2〜3回くらいです。
一人暮らしの外食におすすめのお店
大戸屋
大戸屋は和食を中心とした外食チェーン店。
和食メニューが充実していて、定食以外にも丼ぶりや麺類、単品メニュー、季節限定メニューなど様々なメニューがあります。そのため、その日の気分に合わせて好きなものを選ぶことができます。

大戸屋の定食には、小鉢やみそ汁が付いてきますし、野菜を使ったメニューも多く健康志向の人にも人気があります。
料金はやや高めですが、おいしさも抜群で野菜もたっぷりなのでかなりおすすめです。
やよい軒
やよい軒は、定食、丼ものを中心とする外食チェーン店。
比較的リーズナブルでメニュー数も豊富なので、いろんな料理を楽しむことができます。

意外とボリュームあるメニューが多く、定食はご飯食べ放題というのも嬉しいところ。
吉野家
吉野家は気軽に立ち寄れてサクッとご飯を食べることができるのがメリット。
全国に店舗展開しており、駅近くや繁華街などアクセスしやすい場所に店舗があります。価格もリーズナブルなので、外食としても安い部類です。

牛丼は炭水化物と脂質が多いため、栄養バランスを考えると、野菜などの副菜を一緒に注文することをおすすめします。
松屋
吉野家同様に、全国に多数の店舗があるのでサクッと立ち寄れるのが松屋。
リーズナブルな牛丼以外にも、カレー、定食、朝食メニューなど多彩な選択肢があります。

栄養バランスを考えて、サラダを加えるのがおすすめ。
日高屋
日高屋は、関東をメインとした人気の中華食堂チェーン。
ラーメン、餃子、チャーハンなどをメインとして、定食や単品メニューも豊富です。
リーズナブルでボリューム満点なことから、一人暮らしの外食としてもおすすめ。

レバニラ炒めや野菜タンメンなど、野菜系メニューも人気が高いです。
ガスト
全国展開していて店舗数が多く、値段もリーズナブルなファミレスがガスト。
人気のハンバーグを筆頭に、メニューも豊富なのも魅力です。

一人でも入りやすいですし、ドリンクバーを頼めば店内でゆっくりすることもできます。
はなまるうどん
はなまるうどんは、讃岐うどんのチェーン店で、リーズナブルに食べられるのが魅力。
麺、小麦粉、だし一つ一つにこだわっているだけあり、コシのある太麺を味わうことができます。

天ぷらや揚げ物、おにぎりなどのトッピングもあり、カスタマイズも楽しめます。
注文してその場でサクッと作ってくれるので、非常にスピーディーなのも嬉しいところ。中サイズでもかなりボリューミーなので、ガッツリ食べたい人にもおすすめです。
サブウェイ
サブウェイは、サブマリンサンドイッチという長楕円形のサンドイッチを主力としたチェーン店。
外食として立ち寄ることはあまりないかもしれませんが、ヘルシーメニューなのでおすすめです。

注文時に好みのパンや具材、ソースを選べるため、自分好みにカスタマイズできることも魅力。意外とボリュームもあるので、1つでも満足できます。
一人でも気軽に立ち寄ることができますし、テイクアウトもできるため一人暮らしの人にとって利用しやすいです。
しんぱち食堂
しんぱち食堂は、魚の炭火焼き定食をメインにしたチェーン店。
普段、魚を食べる機会が少ない人は特におすすめのお店になります。

焼き魚定食のメニューは20種類以上と豊富で、普段なかなか食べる機会がない魚を食べることができるのも魅力。
魚以外にも鶏肉、豚肉の定食、単品メニューもあります。
基本的には、ご飯、味噌汁、メインの魚、おしんこがセットになった定食で、ボリュームもたっぷりあるので満腹感もバッチリです。
焼き魚は健康にもいいので、一人暮らしの食事としてかなりおすすめです。
マクドナルド
マクドナルドは店舗数が多く手軽に立ち寄れるので、一人暮らしの外食としても利用しやすいです。
待ち時間も短く、手軽に利用できるのも便利。そして定期的に食べたくなる中毒性のある美味しさが魅力です。

季節限定のメニューも定期的に登場するので、一年を通して楽しむことができます。
まとめ:一人暮らしの外食は適度なバランスが大事
外食と自炊とのコストパフォーマンスの比較、おすすめの外食店を紹介してきました。
外食は便利な一方で、栄養バランスが崩れがちで、食費も高くなりやすいです。
自炊をすれば食費を抑えられるのは分かっているけど、自分で料理をするのは面倒だという人も多いかと思います。
そこでおすすめなのが、外食と他の食事方法をうまく織り交ぜて適度なバランスを取ることです。というのも、外食並みに便利な食事方法もたくさんあるからです。
一例としては、以下のようなものがあります。
外食を利用する場合に比べて、栄養バランスの取れた食事がしやすいので取り入れてみるのがおすすめ。また、外食以外のバリエーションを増やすことで、飽きずにいろんな食事を楽しむこともできます。
一人暮らしの食事のバリエーションについては、一人暮らしのご飯に飽きた?毎日の食事を楽しむための9つの解決策で紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
