気がつけば、1日の多くの時間をスマホやパソコンの画面に向かって過ごしていませんか?
SNSのチェック、メールの返信、動画やニュースの視聴など、いつの間にか時間を奪われてしまうことがありますよね。
そんなときに取り入れたいのが 「デジタルデトックス」 です。
といっても、スマホやノートPCなどのデジタル機器から完全に離れることは難しいですよね。そこで、生活の中に「ちょっとだけデジタルから離れる時間」を作ることが大切になってきます。
本記事では、以下の内容について紹介します。
- デジタルデトックスを習慣化する5つのコツ
- リフレッシュできるおすすめの活動
- 無理なく続けるための3つのコツ
デジタルデトックスを取り入れてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
デジタルデトックスで得られるメリット
デジタルデトックスを取り入れることで、いくつかのメリットが生まれます。ここでは特に実感しやすい3つのメリットを紹介します。
集中力が高まる
デジタル機器の通知やSNSの誘惑を避けることで、作業や勉強に集中しやすくなります。
仕事や勉強の最中に通知が来ると、私たちの集中力は簡単に途切れてしまいます。しかも、一度切れた集中力を元に戻すには時間がかかります。
通知に邪魔されない時間を意図的に作ることで、目の前の作業に深く没頭できるようになり、効率も上がります。
私自身も、スマホを机から遠ざけて作業するだけで、ちょっとしたメールやSNSに気を取られることが減り、集中して仕事を進められるようになりました。
集中できる時間が増えると、仕事の充実感も高まります。
睡眠の質が上がる
寝る直前までスマートフォンを見ていると、画面の光が脳を覚醒させてしまい、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりする原因になります。
眠りにつく前にデジタルデトックスをすることで、寝つきがよくなり、深い睡眠をとれるようになります。
私も就寝前にスマホを触らない習慣を取り入れてから、眠りに入りやすくなった実感があります。
時間に余裕が生まれる
スマホに費やす時間が減ることで、自分のやりたいことに使える時間が自然と増えます。
たとえば読書や散歩、趣味に没頭する時間を確保でき、日常にゆとりが生まれます。
自分が本当にやりたいことに時間を使えるようになることで、人生の充実感も高まりますよ。
デジタルデトックスを習慣化する5つのコツ
いきなり大きく生活を変えるのは難しいですが、少しだけでもデジタルから離れる時間を作ることが大切です。
ここでは、すぐに始められる5つのシンプルな方法を紹介します。
ベッドにスマホを持ち込まない
寝る前や起床後にスマホを触ってしまうと、睡眠の質や生活リズムに影響がでてきます。
スマホを目覚ましに使っている人も多いと思いますが、そのまま手に取って触り続けてしまうリスクがあります。
私自身もベッドにスマホを持ち込んでいた頃は、寝る前にSNSをダラダラ見てしまい、なかなか寝つけなかったりしたこともありました。また、朝も目覚ましを止めた後についニュースやSNSをチェックしてしまい、二度寝してしまったりすることも。
そこでおすすめなのが、置き時計タイプの目覚ましに切り替えることです。
私はアレクサ搭載のAmazon Echoを使うようになってから、ベッドにスマホを持ち込むことがなくなり、寝る前・起床後のスマホいじりから解放されました。
デジタル機器を使わない楽しみを持つ
「スマホを触らないようにしよう」と思っても、手持ちぶさたになってしまうと結局スマホを触ってしまいます。
そこで、「デジタル機器を使わなくても没頭できる楽しみ」を持つのがおすすめです。
たとえば、読書、散歩、料理、筋トレなど、短い時間でも取り組める楽しみはたくさんあります。
スマホやPCを使わないで楽しめることがあれば、その時間はデジタルから離れることができます。毎日どこかの時間でこういった楽しみを取り入れるのがおすすめです。
不要なアプリの通知をオフにする
スマホを触ってしまうきっかけの1つが「通知」です。
たとえ大した内容でなくても、画面にメッセージが表示されると気になってしまい、つい開いてしまいますよね。
気づけば数十分もスマホに時間を奪われていた、という経験は多いのではないでしょうか。
そこで効果的なのが、不要なアプリの通知を思い切ってオフにすることです。
ネットショップのセール情報や、サービス登録後に頻繁に送られてくるキャンペーン情報など、実際には今すぐ確認する必要がないものがほとんど。
通知が減るだけでもスマホをチェックする回数が減るので、不要な通知はどんどんオフにしましょう。
仕事中はスマホを机の上に置かない
仕事や勉強をしているとき、スマホが目に入るだけでつい手を伸ばしてしまうことがあります。
私自身も以前は、作業中に机の上にスマホを置いていたため、通知やちょっとした暇つぶしで集中力が途切れることがよくありました。
特に仕事をする環境では、スマホが視界に入るだけでも集中力が落ちると言われています。
そこで実践したいのが、スマホを物理的に視界から外すことです。
例えば私の場合だと、カフェで作業をする時はバッグに入れておく、部屋にいる時はデスクに置かないで離れた棚の上に置くようにしています。
こうすることで、無意識にスマホを手に取るクセが減り、作業への集中度が格段に上がりました。
1日の中でメールやSNSをチェックするタイミングを決める
スマホをだらだら触ってしまう大きな原因のひとつが、「いつでも見られる」という環境です。
いつでも見られる環境があることで、気がつけばSNSを延々スクロールしていたり、メールの着信を何度も確認していた、ということになるわけです。
そこでおすすめなのが、メールやSNSをチェックする時間をあらかじめ決めておくことです。
たとえば、朝の10分だけ、昼休み、帰宅後の10分だけにする、というルールを作ります。
タイミングを決めるだけで、無駄にスマホを開く回数が減り、仕事や趣味に集中できる時間が増えるはずです。
デジタルデトックスにおすすめの活動
デジタルデトックスにおすすめなのが、スマホやパソコンを手に取らなくても楽しめる時間を持つことです。ここでは、気軽に始められて習慣化しやすい活動をいくつか紹介します。
サウナ
サウナはデジタルデトックスができるおすすめの1つです。
サウナ室では当然ながらスマホを持ち込むことができないため、強制的にデジタル機器から離れる時間を作ることができます。

サウナはリフレッシュ効果もあるので、デジタルデトックスのついでに体も心もリフレッシュできるのが魅力。
銭湯や温泉施設など身近な場所で利用できるので、思い立ったときにすぐ行けるのも取り組みやすい理由です。
関連記事:サウナって何がいいの?10年通って感じた魅力・楽しみ方をとことん解説!
自然散策
近所の公園を散歩したり、神社に立ち寄るなど、散歩や自然に触れるのもおすすめです。
特別な道具がなくても近くの公園や緑道で始められるため、準備が少なく気軽に取り入れやすいです。
また、休みの日には少し足を伸ばして登山をするのもいいかと思います。

いい運動にもなりますし、長い時間自然に触れ合うことで気持ちもリフレッシュできます。
読書や日記
読書や日記を書く時間は、簡単にデジタルデトックスできる1つの方法です。
本やノートさえあれば始められるので、費用もほとんどかからず、すぐに取り入れられる手軽さがあります。

普段、電子書籍で本を読んでいる場合は、あえて紙の本で読んでみると電子機器から離れるいい機会です。
紙のノートに日記をつけるだけだと5〜10分程度ですが、それでもちょっとしたデジタルデトックスの時間になります。
まとめ
デジタルデトックスを習慣化するためのコツや、デジタルデトックスにおすすめの活動を紹介してきました。
デジタルから完全に離れることは難しいですが、1日のなかで少しでもデジタル離れる時間を作ることが大切かなと思っています。
極力、スマホを手元に置かない習慣をつけると、デジタルから離れる時間を作りやすいです。また、サウナや自然散策、読書などは、特別な準備や費用をかけずに始められるので、日常に取り入れやすいのでおすすめです。