空前のサウナブームでサウナにはまっている人が続出しています。
そんな中、
- サウナが人気だけど、なんでそんなにハマっているの?
- サウナにどんな魅力があるのか教えてほしい
と気になってる人もいるのではないでしょうか。
この記事を書いている私は、サウナ歴10年で「サウナ・スパプロフェッショナル」の資格を取るくらいのサウナ好き。
そこで本記事では、「サウナが気になっている!」という方に向けて、サウナの魅力や楽しみ方について解説したいと思います。
そもそもサウナの何がいいの?サウナにハマった3つの魅力
サウナは、ただ汗をかいてスッキリするだけではありません。
ここでは、サウナ歴10年以上の私が、サウナにどっぷりハマった3つの魅力についてお話しします。
心身のリフレッシュ効果は想像以上
サウナの最も分かりやすい魅力は、その圧倒的なリフレッシュ効果です。
熱気の中でじっくりと過ごすことで、仕事のストレスやデジタルからも解放され、思考がクリアになります。
情報にあふれている時代だからこそ「1人で向き合う時間がなかなか取れない」といった方も多いのではないでしょうか。仕事のストレスやスマホ・パソコンによる“デジタル疲れ”から解放される貴重な時間。
体もリフレッシュされるので、全身が軽くなったようにスッキリ感も味わえます。
体の疲労だけでなく、心に溜まったストレスまでもがスーッと抜けていくような感覚こそ、サウナの何よりの魅力だと、10年通ってきて実感しています。
週に一度このリフレッシュがあるだけで、人生の充実度も大きく変わりますよ。
「ととのう」快感は一度味わうとやみつきになる
サウナの醍醐味は、なんといっても「ととのう」快感にあります。
「ととのう」とは、「サウナ→水風呂→休憩(または外気浴)」を繰り返すことによって訪れる快感のこと。
「サウナ→水風呂→休憩(または外気浴)」を1セットとして、3〜4セットを繰り返すのが良いとされています。
熱いサウナと冷たい水風呂という極限状態から解放され、休憩している時に訪れる頭と体がふわ〜っと軽くなる快感。
サウナ施設を後にしても、しばらく快感状態が続きます。
この一度味わうとやみつきになる感覚は、多くのサウナーを惹きつけてやまない魅力の正体といえます。
趣味として長く楽しめる
サウナのメリットの1つは、自分のペース楽しめること。
一人で没頭できる時間は、最高のソロ活と言えます。(関連記事:40代の一人時間をもっと楽しく!やってよかったソロ活おすすめ10選)
さらに、楽しみ方も豊富です。特に旅行との相性は抜群で、「サ旅(サウナ旅)」という言葉があるほど。
その土地ならではのサウナを巡る旅は、普段では味わえない体験ができます。
私も、海外旅行の際には現地のサウナを訪れるのが楽しみの一つです。

【参考記事】【ラオスの極上サウナ体験】ローカルな薬草サウナ5施設に行ってきた!
【参考記事】【最高】バンコクのローカルサウナ「ニュー・サトーン・サウナ」に行ってきた!
また、サウナ後に味わう食事、通称「サ飯(サウナめし)」の美味しさも格別。
サウナ施設で食事ができることもありますし、周辺お美味しいお店を開拓していくのも楽しめます。
このように、サウナは一人でも楽しみ方が豊富にあるので、手軽に始められる趣味としてもおすすめです。
関連記事:【40代男性の楽しみ方】充実した40代を過ごすための趣味リスト
初めてでも安心!サウナ施設の基本的な利用の流れ

サウナ施設に初めて行く際は、どうすれば良いか少し不安に思うかもしれません。
ここでは、施設に到着してから退館するまでの一般的な流れを解説します。
「そもそもサウナには何を持っていけばいいの?」という方は、まずは【メンズ向け】サウナにおすすめの持ち物リストを紹介!をご覧ください。
まずは受付へ向かい、利用したい時間やコースを伝えます。料金は先払いの施設と後払いの施設があります。
ここでロッカーの鍵や、タオル、館内着などを受け取ることが多いです。
受け取った鍵の番号と同じロッカーを探し、服を脱ぎましょう。
浴室に持っていくのは、体を洗うためのタオルのみでOKです。必要であれば持参のサウナグッズも持って行きましょう。
サウナを十分に楽しんだら、脱衣所で体をよく拭きましょう。館内着に着替えて施設内を堪能してもいいですし、着替えてそのまま帰るのもいいでしょう。
使用したタオルや館内着は、指定の返却ボックス、またはフロントに返します。
最後に受付でロッカーの鍵を返却し、後払いの場合は会計を済ませて退館となります。
基本的には、このような流れになっています。
サウナの入り方・基本の4ステップ

次はサウナの入り方について4ステップで解説します。
ステップ1:入浴前の準備(体を清める、水分補給)
サウナでは想像以上に汗をかくため、脱水症状を防ぐために、あらかじめ水分を補給しておきましょう。コップ1〜2杯の水を飲んでおくのがおすすめです。
サウナ室に入る前は、かけ湯やシャワーで全身を洗い体をきれいにします。
これはマナーであると同時に、体の汚れを落とすことで汗をかきやすくする効果もあります。
ステップ2:サウナ室(5〜10分を目安に無理はしない)
体を拭いてからサウナ室に入ります。
滞在時間は5〜10分が目安ですが、これはあくまで一般的な時間です。
サウナは基本的に「2段構成」または「3段構成」になっています。上の段にいくほど室温は上がるので、まずは慣れるという意味でも下段で汗を流しましょう。
最も大切なのは無理をしないこと。熱い、苦しいと感じたら、すぐにサウナ室から出ましょう。
ステップ3:水風呂(30秒〜1分)
サウナ室から出たら、まずはシャワーやかけ湯で汗をしっかりと流します。
これは、水風呂を清潔に保つための大切なマナーです。
汗を流したら、水風呂に入ります。時間は30秒から1分が目安です。
最初は冷たくてつらいですが、すぐに冷たさに慣れてくるので最初のうちは我慢しましょう。
ステップ4:休憩・外気浴(5〜10分)
水風呂から出たら、体の水分をタオルで拭き取り、休憩スペースの椅子に座ります。この時間が「ととのう」ための最も重要な部分です。
5〜10分ほど、目を閉じてリラックスしていると、心臓のドキドキが落ち着き、体がふわ〜っと軽くなるような感覚を味わえます。
このサウナ→水風呂→休憩を、3〜4回繰り返すのが、基本的なサウナの入り方です。
サウナを楽しむためのコツ
サウナに慣れてきたら、少し視点を変えることでより楽しむことができます。ここでは、サウナをもっと楽しむための5つのコツを紹介します。
サウナ飯を楽しむ
サウナ後の食事、通称「サウナ飯」までをセットとして考えると、より楽しめます。
サウナ後に食べる食事は、普段よりも格段に美味しく感じられますよ。

施設内の食堂で定番のメニューを味わうのも良いですし、サウナの周辺にある飲食店を開拓するのもおすすめです。
サウナ施設のサービスを楽しむ
サウナ施設によって様々なサービスがあるので、存分に利用して楽しむのもありです。
- マッサージをする
- 漫画を読む
- 食堂でご飯を食べる
- 休憩スペースでまったりする
サウナによって設備は異なるで、事前にチェックしておくといいでしょう。
仕事ついでにサウナを楽しむ
最近では、コワーキングスペース付きのサウナも増えてきており、テレワーク、ノマドワーカーにとっても利用しやすくなっています。
例えば、新橋にある「レンブラントキャビン&スパ新橋」では、以下のようなコワーキングスペースを利用できます。

仕事の合間や終わりに立ち寄ることで、心身ともにリフレッシュでき、気持ちの切り替えができます。
仕事の疲れをその日のうちに解消できる、効率的な楽しみ方です。
関連記事:【おすすめ】コワーキングスペース付き東京サウナ9選【テレワークにも便利】
サウナ旅にでかける
「このサウナに行く」ことを目的に、旅行をする「サウナ旅」もおすすめ。
日本全国には、大自然に囲まれたサウナなど、個性溢れるサウナ施設がたくさんあります。いろんなサウナを体験するいい機会になります。
旅行とサウナをセットにすることで、現地のグルメや観光地巡りも含めて楽しめます。
サウナに関する資格を取ってみる
サウナの知識を深める意味でも、サウナに関する資格を取得してみるのもおすすめです。
特に以下の2つの資格が知られています。
- サウナ・スパ 健康アドバイザー:温浴施設の従業員や利用者が、サウナやスパに関する正しい知識を身につけ、お客さまへのサービス向上や、ご自身の健康増進に活用するための知識を習得
- サウナ・スパプロフェッショナル:サウナ・スパ施設の適切な管理を目的として専門的な知識を習得
私はこの2つ資格を取得していますが、サウナの知識を深めたり、サウナについて知らなかったことも勉強できたりと、サウナ好きにとっては有意義な資格となっています。

また、「サウナ・スパ健康アドバイザー」の資格を取れば、一部のサウナ施設で割引を受けることもできます。
この2つの資格については、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。
まとめ
サウナの魅力や楽しみ方について解説してきました。
心身のリフレッシュ効果は想像以上で、楽しみ方もたくさんあります。また、一人でも楽しめるので趣味としても続けやすいです。
サウナにまだ行ったことがないけど、気になっているという方は、「基本の4ステップ」(準備→サウナ→水風呂→休憩)を参考に、ご自身のペースで試してみてください。
リフレッシュできるので、いい息抜きになりますよ。
