40代独身。自由な時間はありますが、ふとした瞬間に将来の不安もよぎります。
これから先も一人で生きていくなら、どう毎日を楽しんでどう備えればいいのか。
この記事では、40代の私が実践している「ソロライフを楽しむための戦略」と「将来への備え」をまとめました。
今の暮らしを充実させつつ、少しだけ未来を安心させるためのヒントになれば幸いです。
ソロライフを楽しむための考え方

40代で一人暮らしをしていると、自由な時間が多い分、どう過ごすかで生活の満足度が大きく変わります。
ただなんとなく日々を過ごしていると、孤独感や将来の不安が強くなることもありますよね。逆に、自分なりの工夫や考え方を持つことで、一人でも充実した毎日を送ることができます。
ここでは、ソロライフをより楽しむための基本的な考え方を3つ紹介します。
最高ではなく十分を目指す
ソロライフを楽しむコツは、自分が「これで十分」と感じられる基準を持つことです。
70点でも満足できる過ごし方を見つけることで、精神的にもゆとりが生まれます。
実際のところ、「毎日すごく楽しい!」と感じる日ばかりではありませんよね。毎日100点ではなくても、70点くらいで満足できるならそれで十分だからです。
100点満点の完璧を目指そうとすると疲れてしまいますし、「毎日最高で楽しい!」といつも最高の状態でいることは難しいものです。
自分が十分に満足できる生活を送れているのであれば、それで良しとしましょう。
孤独と自由の上手な付き合い方
一人でいることには孤独がつきものですよね。完全に孤独を感じなくなる、ということはおそらくないでしょう。
しかしそれ以上に、ソロライフがもたらす自由の価値は大きいので、孤独をポジティブにとらえ、自由な時間として活用しましょう。
最近では、ソロ活ブームもあってか一人でも楽しめることが多くなってきました。趣味に没頭したり、新しい学びに挑戦したり、好きな時に旅に出たりすることで、孤独を感じる時間は自然と減っていきます。
自宅に引きこもってばかりにならないことが、孤独感を和らげるポイントです。
関連記事:ソロ活・一人旅は寂しい?40代男が実践する孤独対策と考え方
今を楽しみつつ未来の不安を減らす
将来に備えて今を犠牲にすると、何の経験値も貯まらずに人生を過ごすことになります。一方で、今だけを楽しんでいると将来への備えがなくなり不安になります。
そこで、「今の楽しみ」と「未来への備え」の両方をバランスよく考えることが重要です。
たとえば、趣味や一人旅で心を満たしつつ、副業や少額の投資で収入や資産を少しずつ増やす。運動や食生活を整えて健康も維持する。
特にお金の使い方は工夫が大切です。必要な生活費は抑えつつ、旅行や趣味、スキルアップなど、自分の人生を豊かにすることにはしっかり使うのがおすすめです。
無駄な支出を減らしつつ、価値を感じることにはお金をかけると満足度も高くなりますし、将来の自分への投資にもつながります。
40代こそ「ソロ活」で日常を楽しむ
40代のソロライフでは、日々をどう過ごすかが人生の満足度を大きく左右します。
一人でも夢中になれる趣味を持つことや、一人旅で新しい世界を広げることで日常を楽しむことができます。
夢中になれる趣味やソロ活を見つける
夢中になれる趣味を持つことは、ソロライフを楽しむ上でとても大切です。
何かに集中することで、気分転換になり心のリフレッシュになりますし、趣味があるだけでも人生の充実度が大きく変わってきます。
私は、登山や筋トレ、サウナなどを趣味として楽しんでいます。

毎日の生活が同じことの繰り返しになると、どうしても飽きや退屈を感じやすくなります。
そんな時は、サクッとできるソロ活を取り入れてみるのもおすすめです。
例えば、一人飲みをしたり、美術館に行ったり、日帰り温泉に行くなど、自分の好きなことを一人で楽しみます。

小さな非日常を取り入れることで、日常に変化が生まれ、気分もリフレッシュできますよ。
なお、40代男性におすすめの趣味・ソロ活を知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:40代男が選ぶ!実際にやってよかったおすすめの趣味・ソロ活
一人旅で自分の世界を広げる
一人旅はソロライフにおすすめの活動で、最高のソロ活とも言えます。

現地のグルメを楽しむ、観光を楽しむ、自然を満喫する、温泉でリラックスするなど、たくさんの楽しみ方があります。
また、自分のペースで自由に行動できますし、海外まで足を伸ばせば新しい文化に触れることができます。
近場の温泉旅行や日帰りから海外旅行まで、さまざまなスタイルで楽しめるのも魅力です。
一人旅の楽しみ方については、「40代の男一人旅が最高すぎる!一人でも楽しく満喫する過ごし方」という記事で詳しく紹介しています。興味があればぜひ読んでみてください。
未来の不安を減らすための人生戦略
40代になると、これからの暮らしや老後のことが気になってくる方も多いと思います。
ここでは、お金と健康の2つの面から、無理なく取り組める対策を紹介します。
お金の不安を仕組みで軽くする
将来の生活や老後を考えると、お金の不安は誰でも感じるものです。
ですが、いきなり大きな貯金や投資を始める必要はありません。毎日の生活の中でできる工夫や、小さな積み立てを積み重ねることで、無理なく備えることができます。
例えばPayPay経済圏を活用して、日常の買い物でポイントを貯めるのもおすすめ。これまでPayPay経済圏を使うことで、これまで合計で223,519ポイント獲得しました。

貯めたポイントは、日々の買い物で利用したり、Yahoo!トラベルで旅行の宿泊代に使うのもいいかと思います。
関連記事:【PayPay経済圏の始め方】ポイントをガッツリ貯めるコツも紹介!
また、月5,000円程度の投資や貯金を始めるのもおすすめです。
投資は手間がかからず、長く続けやすいです。少額でも時間をかけて投資していくことで、将来の安心感につながります。
関連記事:【月5,000円投資】40代から始める無理しない資産形成の全記録
節約やお得な仕組みを使いながら少しずつ資産を作ることは、40代からでも始められる将来への備えになります。
健康を維持して好きなことを続ける
人生の満足度を上げるためにはお金や遊びも必要ですが、間違いなく健康も大切です。
40代は体の曲がり角とも言えます。ここで健康を意識するかどうかが、40代以降のソロライフの質を決定すると考えています。
体こそが最大の資本
いくら旅行を楽しもうと思っても、膝が痛くて歩けなければ楽しめません。内臓が悪ければ、現地の美味しい食事も酒も味わえません。
私は以下の2つを心がけるようにしています。
- 食生活に気を付ける:40を過ぎると若い頃のように無理はできません。揚げ物やジャンクフードは控えめにします。
- 定期的に運動をする:運動不足になると体力がどんどん落ちていきます。平日にジムで筋トレしたり、休みの日に登山をするなど、体を動かす習慣を続ける。
食事においては、日本人はたんぱく質が不足しがちとも言われているので、プロテインも飲むようにしています。

特に独身の場合、体調を崩しても看病してくれる人はいないので、日々の健康管理は重要視しています。
おじさんの健康管理
意識的に体を動かして、健康管理に繋げることも大切です。
私の場合は、「ジム」「登山」「サウナ」の3つが継続的な健康管理になっています。
- 筋トレをして筋肉を維持する:40代は基礎代謝が落ち、油断するとすぐにお腹が出てきます。週に数回ジムに通い、太りにくい体を維持しています。男性ホルモン(テストステロン)の分泌も促されるので気力も充実します。
関連記事:【趣味の筋トレは最高の自己投資】40代の私がおすすめする5つの理由 - 登山で歩ける足腰を作る:休みの日に低山ハイクを楽しむことで、楽しみながら下半身を強化します。高齢になると足腰が弱くなるので、今のうちから強化しておこうという考えです。
- サウナでリフレッシュする:心身ともにリフレッシュできるのがサウナです。サウナ後のスッキリ感は抜群。深く眠れるようになり、メンタルの安定にも繋がります。
関連記事:サウナって何がいいの?10年通って感じた魅力・楽しみ方をとことん解説!
いずれも趣味になっているので、楽しみながら継続できています。
まとめ
40代のソロライフは、完璧を目指さず「70点の満足」で十分だと割り切ると、一気に楽になります。
孤独を自由と捉え、ソロ活で日常を楽しみ、最低限のお金と健康の備えをしておく。
これだけでも漠然とした不安は減り、日々の充実感を感じられるようになります。
無理せず自分に合ったペースで、これからの自由な時間を楽しんでいきましょう。
