「リュック1つで旅行に行きたいけど、荷物が多くなりがちで困っている」
最近では、旅行の荷物はリュック1つという人が増えてきましたが、このような悩みを抱えている方は多いかと思います。
そこで本記事では、旅行の荷物を減らすコツについて紹介したいと思います。
筆者は国内・海外問わずにリュック1つで旅をしていますし、実際に海外を20日間旅したことがありますが30Lのリュック1つで旅ができました。
旅行の荷物を減らすテクニックについて知りたい方は、ぜひ本記事をお読みください。
旅行の荷物を減らすメリットは大きい
旅行の荷物を減らすメリットは、なんといっても身軽に旅ができること。
荷物が少なければ、体への負担が減る上に移動もスムーズになるからです。
まず、荷物を減らせばその分バッグが軽くなるので、移動による体への負担を減らすことができます。
旅行は普段の生活より長距離を歩くことが多いので、それだけでも疲労は溜まるもの。荷物が重いとさらに負担がかかることになります。
旅行先でのストレスを減らす上でも、荷物の軽量化はメリットは大きいです。
また、リュック1つで旅行ができれば、以下のように移動がスムーズになります。
- 重いスーツケースを引きずる必要がない
- 電車やバスの乗り降りがスムーズ
- 階段や混み合った道もスイスイ歩ける
- タクシーでもトランクに荷物を入れる手間が不要
加えて、飛行機内に持ち込みができるので、空港での荷物待ちの時間を節約することができます。
また、荷物が少ないことで、荷物の取り出しやすさも格段に上がるメリットも。
荷物が多いとゴチャつきやすく、どこに何があるかを把握しにくくなりますよね。その点、必要最小限の荷物にしておけば、バッグ内も綺麗に整理できますし荷物へのアクセスもしやすいです。
なお、旅行にはどのくらい荷物を持っていけばいいのか気になる方は、【完全ガイド】男一人旅の持ち物リストとパッキングのコツで紹介しているので参考にしてみてください。
旅行の荷物を減らすための基本原則
「もしかしたら必要かも」は持っていかない
荷物が多くなってしまう人は「もしかしたら使うかもしれない」という考えで、必要以上の荷物を詰め込んでしまいがちです。
この「もしかしたら使うかも」という考えは、不要な荷物を増やす原因となってしまいます。
代わりに、「確実に使用するもの」を意識して荷造りをすることで、荷物を減らすことができます。
万が一の場合は、現地での購入や代替手段の利用で対応できることがほとんど。よほどの田舎のエリアに行かない限り、現地購入できないものはありません。
「もしかしたら使うかも」というものは、極力持っていかないで荷造りをすることがポイントです。
現地購入すれば問題ないという心構えでいる
旅行の荷物を減らすには、「現地購入すれば問題ない」という心構えも重要です。
この心構えを持つことで、「万が一の場合は現地で調達できる」という安心感が生まれ、荷物を思い切って減らすことができるからです。
特に日本国内の旅行であれば、コンビニが多いので現地での買い足しで問題ないことが多いです。
海外旅行でも、日用品などは現地のスーパーマーケットやコンビニで簡単に手に入りますし、洋服などの衣類も現地で購入することが可能です。
また、あえて現地購入を見据えて荷造りするのもありです。
こうすることで、荷物を減らした状態で旅行をすることができますし、必要となった時点で物を購入できるので効率的に旅ができます。
デジタル化を活用する
旅行荷物の軽量化において、デジタル化することも効果的です。
デジタル化することで、荷物は軽くなりますし、バックの容量も空けることができます。
例えば、以下のようなデジタル化がおすすめです。
- ガイドブックはKindle版にする
- 地図はGoogle Mapを使う
- 読書がしたい時はKindle版にする
アプリを使えば、国内だけでなく海外でも効率的に旅行ができるので、上手に活用したいところ。
海外旅行であれば、以下のアプリを入れておくとスムーズに旅ができます。
- Google翻訳
- GoogleMap
- Uber / Grab
- Currency(通貨変換アプリ)
デジタル化を徹底することで、より軽快で効率的な旅行が実現できます。
旅行の荷物を減らすための具体的なテクニック
タオルは速乾タオルにする
旅行の荷物でかさばるものの1つがタオルですが、これを速乾タオルにすることで荷物の軽量化につながります。
私が使っている速乾タオル(バスタオルサイズ)だと、以下のようにかなりコンパクトになります。
バスタオルサイズの速乾タオルでも、コットン製の通常サイズのタオルよりはるかにコンパクトになります。
一般的なタオルに比べると使い心地は劣りますが、旅行の間だけですし、荷物がコンパクトになるほうがメリットを感じています。
圧縮パックを使う
衣類も旅行の荷物ではかさばりますが、圧縮パックを使ってコンパクトにするのもおすすめです。
圧縮パックを使うことで整理整頓にもなりますし、普通の状態よりスペースを有効活用できるようになります。
圧縮パックは軽量で持ち運びも簡単なため、短期・長期の旅行問わず活躍するアイテムなので1つは持っておくといいでしょう。
実際に使っているのがLIXIAの旅行用圧縮袋。
使い方は簡単で、中央のファスナーを閉めるだけで衣類を50%くらい圧縮できます。
2つのスペースがあるので、上着・下着類と分けたり、使用前の衣類/使用後の衣類といったように分けて収納することもできます。
中央部分には持ち手も付いているので、ポーチとしても使うことが可能。作りもしっかりしている上に、ファスナーはYKK製なので動きもスムーズです。
1つ持っていると荷物のコンパクト化に繋がるのでおすすめですよ。
シャンプーなどはミニサイズにする
シャンプーはホテルもあるので持っていく必要はありませんが、自分の好みのシャンプーを持っていきたい人もいるかと思います。
大きめのサイズを持っていくと荷物になるので、Dove(ダヴ)のシャンプートラベルセットのようなトラベルサイズにするのがおすすめです。
他にも、100均などでミニボトルを買って詰め替えていくのもおすすめです。
シャンプーの他にも、化粧水、ワックスなども詰め替えていけばコンパクトに繋がります。
現地調達をする
ほとんど使う機会はないけど、1回くらいは使うかもというようなものは、現地調達することで余計な荷物になるのを防ぐことができます。
例えば、雨が降ったとき用の傘は、現地のコンビニでも買うことができます。
また、シャンプやーティッシュなどの日用品も現地で購入できるので、持っていく量を抑えて現地で補充しながら旅をすることもできます。
現地で洗濯をする
衣類に関しては、現地で洗濯することで持っていく量を減らすことができます。
実際に私も1週間以上の旅行のときに、3日分の衣類をもって現地で洗濯をしながら着まわしていたこともあります。
現地で洗濯をする場合は、以下の利用方法があります。
- コインランドリーを利用する
- ホテルで手洗いする
- ホテルのランドリーサービスを利用する
それぞれメリット・デメリットがあるので、自分に合う方法を選びましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
コインランドリー | ・たくさんの衣類を洗える ・いつでも利用できる | ・洗濯物の持ち運びがある ・使い方が分かりにくことがある ・費用が少しかかる |
ホテルで手洗い | ・お金がかからない ・好きなタイミングで洗える | ・手間がかかる ・乾かすのに時間がかかる ・強い汚れは落としにくい |
ランドリーサービス | ・フロントに預けるだけなので手間がかからない ・仕上がりが丁寧 | ・料金が高い ・受け取るまでに時間がかかることがある |
私の場合は、下着、靴下、Tシャツなど軽めのものはホテルで手洗いしています。
バスタオルでよく水分を吸い取って乾かせば、半日あればほぼ乾いてくれます。
トラベルポーチはコンパクトになるものを持っていく
荷物の分類のためにトラベルポーチを使うと便利ですが、できるだけコンパクトになるものを持っていくのがポイント。
あらかじめ形が決まっているものは、入れるものが少なくてもかさばるためおすすめしません。柔らかい形状で薄めのタイプだとコンパクトになるのでおすすめです。
トラベルポーチの代わりにジップロックなんかを使うのもアリです。
こういったトラベルポーチ1つでも、コンパクトにすることを意識するだけで荷物の量は変わってきます。
持ち物リストを作る
旅行の荷物を減らすには、持ち物リストを作ることも効果的です。
頭の中だけで持っていく物を考えて荷造りすると、いつの間にか荷物が増えていたなんてことにもなってしまいます。
さらに、旅行のたびに「これは必要なかった」「あれがあったほうが良かった」というように、改善点も見つかってきます。
旅行での経験を反映させることで、徐々に自分に合ったリストに仕上げることができます。
まとめ
旅行の荷物を減らすテクニックについて紹介してきました。
いままで荷物が多すぎて困っていた人は、本記事で紹介した以下のことを実践するだけでも荷物を減らすことができるはずです。
特に、必要最低限のものは忘れずに持っていき、何かしら足りない場合は現地で購入すればいい、という心構えでいることがポイントです。
ぜひ参考にしてみてください。