- 財布もバッグも持たずに出かけたいけど、何が必要?
- スマホだけで本当に大丈夫?他に持つべきものはないの?
- 実際に手ぶらで生活している人は、何を持ち歩いているんだろう?
こんな疑問に答える記事を書きました。
私も以前は、どこかに出かけるときはショルダーバッグを利用していましたが、現在はスマホケース1つの手ぶらに落ち着いています。財布すら持たなくなってかれこれ5年。
この記事では、手ぶらの持ち物や手ぶらにすることへの考え方を紹介します。
【結論】私の持ち物はこれだけ
まず結論からお伝えします。私が普段持ち歩くのは、以下の4つだけです。
- スマートフォン
- スマホケース(カード収納付き)
- クレジットカード1枚
- 家のカードキー
スマホとスマホケース
スマホケースは、手帳型のスマホケースを使っています。

私が「財布を持つのをやめよう」と考えた時、まず考えたのが最低限のカード類をどう持ち運ぶか、ということでした。そこで手帳型スマホケースを使うことに。
背面タイプでもカード収納できるケースがあるので、ここは好みでいいかと思います。
私が使っている手帳型スマホケースは、カードスロット3枚+内側に収納スペースがあります。ここにクレジットカード、自宅のカードキーを入れることで、財布を持つ必要がなくなりました。
個人事業主なので、カフェ利用時のレシートなどは経費精算のためにケース内側に収納します。
クレジットカード1枚
クレジットカードは、何かしらの時のために1枚持っています。
決済は全てPayPayなどで行っているので、実際のところクレジットカードはほぼ使うことはありません。
自宅のカードキー
家の鍵はカードキーなので、スマホケースに収まります。
手ぶら生活がもたらす2つのメリット
バッグなどを持たずに、手ぶらになることで、メリットは大きく2つあります。
忘れ物の心配がなくなる
持ち物がスマホケース一つに集約されているので、「何か忘れ物はないかな?」という心配がありません。
家を出る直前にバッグの中身を確認する、家を出たあと「あれ、持ってきたかな」と不安になる、ということもなくなります。
スマホさえ忘れなければ問題ないので、家を出る時の準備がスムーズになります。
とにかく身軽で快適
バッグが不要になるので、身軽に行動できます。
乗客の多い電車でバッグに気を使ったり、狭いお店で他の人にぶつからないよう気を使ったりすることもありません。
特に夏場は、バックパックで背中が汗だくになる、といった不快感からも解放されます。
私が実践する手ぶら生活の工夫と考え方
私の持ち物リストを見て、「本当にこれだけで大丈夫か?」と感じるかもしれません。
結論として、日常生活はこれで全く問題ありません。ここでは、手ぶら生活の工夫や考え方を紹介します。
日常の外出は本当に困らないのか
日常生活のほとんどの場面で全く問題なく過ごせています。
例えば、近所のスーパーやコンビニでの買い物はもちろん、美容院に行く時、友人とご飯を食べに行く時もこのスタイルです。
支払いはPay系アプリで済むので困ったことがありません。
現金の考え方と緊急時の対応
最後に、現金の考え方です。現金を持ち歩くことはほぼありません。登山に行く時か、海外旅行に行く時だけです。
しかし、万が一必要になった時のために、セブン銀行のアプリをスマホに入れています。これがあれば、セブン銀行のATMでいつでも現金を引き出せるので、現金を持つ必要がありません。
キャッシュカードを持たない理由としては、PayPay銀行の「カードレスATM」を利用しているからです。
セブンイレブンにあるATMは、PayPay銀行のスマホアプリでATMに表示されるQRコードを読み込むことで、現金を引き下ろすことができます。

都内在住なので、セブンイレブンがたくさんあるという前提ではありますが、キャッシュカードを持つ必要性はないです。
財布以外の小物(ティッシュ等)はどうするのか
私はティッシュやハンカチといった小物も、普段は一切持ち歩きません。
なぜなら、ハンカチやティッシュを使う場面が、実際にはほぼないからです。
日本ではコンビニが多いので、もし本当にティッシュが必要になったら、その時に購入すれば十分というのが私の考え方です。
身分証(免許証)の扱い方
次に、「身分証(免許証など)はどうしてるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
私は身分証を普段持ち歩きません。市役所に行く日など、本人確認が必要だと分かっている日にだけ、スマホケースに入れて持っていきます。
常に持つのではなく「必要な時にだけ持つ」ようにしています。
例外編:バックパックが必要になる時
もちろん、私も常に手ぶらというわけではありません。目的によっては、バックパックが必要になる時もあります。
それは、カフェで作業をするために、ノートPCやガジェット類を持っていく時です。
私は朝活で毎日カフェで作業をしているので、MacBook、ノートPCスタンド、マウス、AirPods Pro、書籍などを持っていきます。
もちろん、ポケットの中の基本セット(スマホケースと中身)は変わりません。
ちなみに、私がカフェで作業する際に持ち歩くガジェットについては、別の記事で詳しく紹介しています。興味のある方は、以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:【厳選】カフェ作業・ノマドにおすすめのガジェットを紹介!
あと最近では、SEO検定という資格試験を受ける時に、試験会場に行く必要があったのでこの時はバックパックを使いました。受験票、筆記用具、参考書など必要な持ち物があったからです。
今日から始める手ぶら生活への3ステップ
てぶらで生活しみたいけど、いきなりスマホケースのみにするのは少し勇気がいるかもしれません。そこで、私がおすすめする簡単な3つのステップを紹介します。
ただし、これから解説する方法は、普段利用するお店の多くがキャッシュ-レス決済に対応していることが、大きな前提になります。
この前提がクリアできていれば、あとはキャッシュレス化をどこまで進められるかがポイントになります。
ステップ1:まずはバッグを持たない習慣を作ることから
手ぶらで生活をするには、バッグを手放す必要があります。
そこで、まずはバッグを持たない習慣を作ることが、手ぶらの第一歩になります。
買い物、美容院、食事などに行くときは、財布だけにしてみることから始めるのがおすすめです。
実際に、財布だけでも問題ないと実感できるかと思います。
ステップ2:小さな財布に移行してみる
財布だけあれば問題ないと実感できたら、次はできるだけ小さな財布に移行してみることです。
ここでのポイントは、意識して小さな財布を選ぶことです。長財布のような大きい財布は、収納力がある分、どうしても不要なレシートや使わないカードを溜め込みがちです。
物理的に入らない小さな財布にすることで、強制的に持ち物を厳選できます。
そして、いかに財布の中のカード類を減らすかがポイントになります。
まず、ポイントカードの多くはスマホアプリ版があるので、移行できるものはその場で済ませてしまいましょう。
例えば、マツモトキヨシ、ビッグカメラ、スターバックスなどスマホアプリになっています。
また、ポイントカードを持っていても、利用頻度も低くたいしてたまらないポイントカードは不要です。中途半端にしか貯まらないので、大きなメリットはないからです。
次に、クレジットカードやキャッシュカードの見直しです。
PayPayや楽天Payを使っていない方は、まずはどちらかのアプリの利用がおすすめ。または、Apple PayやGoogle Payにクレジットカードを登録して、タッチ決済の習慣をつけます。
これで、物理カードを一気に減らせるはずです。
ステップ3:スマホケースに集約する
小さな財布での生活に慣れ、現金を使わないキャッシュレス決済が生活の中心になったら、いよいよ最終ステップです。
このステップがうまくいくかどうかは、普段の支払いをどれだけキャッシュレス化できているかにかかっています。
財布に入っている中身を、カードが収納できるスマホケースに移してみましょう。カードスロットのあるスマホケースを使う場合、3枚〜4枚くらいが目安になります。
ここまでくれば、スマホケース1つだけで手ぶら生活ができるはずです。
まとめ
今回は、私が実践する手ぶらの持ち物や考え方について紹介しました。
基本の持ち物は、スマホケースを含めた4つだけです。
キャッシュレスだけで生活できる周りの環境にも左右されることですが、この4つがあれば余裕で生活できています。
まずは、この記事で紹介した「今日から始める手ぶら生活への3ステップ」を参考に、まずは「バッグを持たない日」を作るところから、気軽に試してみてはいかがでしょうか。
ちなみにですが、私は究極までモノを減らすミニマリストではなく、「モノは減らしすぎず、程よく持っていたほうがいい」という考えを持っています。
手ぶら生活は、私の生活において必要十分を求めたところ、結果的にスマホケース1つで収まっているだけです。
そのあたりの考え方については、以下の記事で書いているのでこちらもぜひご覧ください。