- 初めての海外一人旅は不安だから、旅しやすい国を選びたい
- 男一人で東南アジアを旅行をしたいけど、どこの国にすればいいか迷っている
- 男一人旅におすすめできる東南アジアの国を教えて欲しい
こんな疑問に答えます。
初めて海外一人旅をしてみたいけど、不安もあるしどの国に行くのがいいのか悩みますよね。
そこでこの記事では、男一人旅におすすめの東南アジア5カ国を紹介したいと思います。
初めてでも安心できる国をピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてください。
初めての東南アジア一人旅に適した国を選ぶポイント

初めての海外一人旅には不安がつきまとうものなので、出来るだけ不安やストレスは除きたいところ。
なので、次の3つのポイントを重視するといいです。
- 治安がいいこと
- 交通機関が整っていること
- 英語が通じる国
治安がいいこと
海外で一人旅をする場合、安全性というのは重要になってきます。
治安がいい国を選ぶことで、盗難などのトラブルを回避しやすくなるからです。
特に初心者や女性にとっては心配となる要素なので、旅行雑誌、旅行者の口コミ、外務省のホームページなどで現地の治安情報をチェックしておきましょう。
また、現地での注意事項やマナーを把握しておくことも、トラブル防止につながります。
交通機関が整っていること
旅行先の交通インフラが整っていることは、初めての海外一人旅にとってポイントになってきます。
交通が不便な場合、スケジュール調整が難しかったり、目的地への移動時間が長くなり観光時間が短くなるデメリットがあります。また、長時間の移動になると疲労も蓄積します。
初めての海外一人旅では不安も多いので、できるだけ快適にストレスなく移動したいもの。
鉄道やバス、地下鉄などの交通機関が整っている国であれば、スムーズな移動ができるので時間や労力を抑えることができます。
また、Uber(ウーバー)やGrab(グラブ)などの配車サービスが利用しやすい国も一人旅におすすめです。
英語が通じる国
英語が通じる国というのもポイントです。
海外旅行の場合、基本的に話す言葉は英語が一番多いです。
私もそうですが、英語で日常会話をすることができないけど「なんとか片言の英語は話せる」という方は多いのではないでしょうか。
片言の英語だけでも、旅をする上で必要最低限のコミュニケーションを取ることができるので、英語が通じる国であれば十分に旅をすることができます。
実際に私も、これまでの一人旅は片言の英語で乗り切ってきました。
関連記事:英語が話せなくても海外一人旅はOK!対応方法も紹介!
どうしても通じない場合は、Googleの翻訳アプリを使えばコミュニケーションに関しては何とかなります。
Google翻訳アプリの翻訳精度はかなり高くなってきているので、いざというときはグーグル翻訳アプリを使えばOKです。
その他、スマホアプリを上手に活用することで、一人旅をスムーズかつ快適にすることができます。
旅行におすすめのアプリは【一人旅でも安心】国内・海外旅行におすすめのアプリを紹介!を参考にしてみてください。
男一人旅におすすめの東南アジア5カ国
それでは、上記3つのポイントを考慮した上で、初めての東南アジア一人旅におすすめの国を紹介したいと思います。
シンガポール

| 治安 | かなり良い。世界的に見ても治安が良い。 |
|---|---|
| 言語 | 英語、中国語、マレー語など |
| 物価 | 日本と同程度かやや高め |
| 通貨 | シンガポールドル |
| 食事 | 中華、インド、イスラム、マレーなど多様な料理を楽しめる |
| 時差 | -1時間 |
シンガポールは、私がはじめて海外一人旅をした思い出の国でもあります。
発展国だけあり、買い物、移動手段、食事と不自由なく旅することができます。治安もかなりいいです。
「海外に一人で行ってみたいけど、未知の世界で不安です…」といった方でも、安心して旅をすることができます。
コミュニケーションに関しても、基本的に英語が通じるので片言の英語でもなんとかなるのも大きいです。
シンガポールは多様な文化が混ざり合った国なので、日本とは違った文化を味わうことができます。
特に、インド街、アラブ街などはディープな雰囲気で異国感があるのでおすすめ。
食事も美味しく、中華、イスラム、マレーシア、インド系などいろんな国の料理が食べられるのもメリットです。

デメリットとしては、他のアジア諸国に比べて物価が少し高い(特にホテル代)ことです。
予算はかかりますが、旅がしやすい国なのでおすすめです。

タイ

| 治安 | 比較的良好 |
|---|---|
| 言語 | タイ語 |
| 物価 | 日本の1/2~2/3程度 |
| 通貨 | タイバーツ |
| 食事 | タイ料理。カオマンガイ、トムヤムクン、パッタイなどが人気。 |
| 時差 | -2時間 |
世界中の観光客から人気があるだけあり、とても旅がしやすかったです。
都心部ではコンビニ、ショッピングモールもたくさんあるので買い物に困ることもありません。マッサージ店もたくさんあるのでリラックスにも最適です。
そして、おいしいグルメもたくさんあります。

タイ北部の都市チェンマイに行けば、バンコクよりのんびりと過ごすこともできます。
徐々に物価は上がってきてはいるものの、まだまだ日本よりリーズナブル。東南アジアの雰囲気が好きな人は、ぜひ訪れてみてください。

マレーシア

| 治安 | 比較的良好 |
|---|---|
| 言語 | マレー語、英語、中国語 |
| 物価 | 日本の1/2~2/3程度 |
| 通貨 | マレーシアリンギット |
| 食事 | マレー料理、中華料理、インド料理など多民族の料理を楽しめる |
| 時差 | -1時間 |
マレーシアは全体的に物価が安く、料理も美味しいです。
シンガポール同様、多文化国家なので、いろんな国の文化や食事を楽しむことができます。

治安もよく滞在しやすいので、長期滞在もしてみたいといった方にもおすすめ。「もっと滞在してみたい」と思わせる不思議な魅力があります。
交通機関も充実していて、タクシーに関してもGrabを利用すれば、ドライバーとの交渉やぼったくりの心配もありません。
デメリットは、これといった見どころ(観光地)がないので、のんびりしたい人向けです。

ベトナム

| 治安 | 比較的良好だが、ひったくりなど軽犯罪が多いので注意が必要 |
|---|---|
| 言語 | ベトナム語 |
| 物価 | 日本の1/2~2/3程度 |
| 通貨 | ベトナムドン |
| 食事 | ベトナム料理。フォー、バインミーなどが人気 |
| 時差 | -2時間 |
ベトナムは比較的物価も安く、おいしい食事もたくさんあるため食べ歩きにも最適です。
ベトナム料理は、生春巻きやフォー、バインミーなど、日本人の口に合うものが多く、リーズナブルに様々な料理を楽しむことができます。

屋台や食堂も多いので一人で食事がしやすいのもメリットです。
観光をするにしても、ホーチミン、ハノイのような都会の喧騒を味わいながら、食事やショッピングを楽しむことができます。
また、ホイアンやフエといった古都の歴史的な町並み、ハロン湾の美しい景色なども人気なので、時間がある方は寄ってみるのもいいかと思います。
ベトナムは、観光、食事どちらも楽しめる国となっています。

ラオス

| 治安 | 比較的良好(ただし、夜の一人歩きや貴重品管理には注意) |
|---|---|
| 言語 | ラオス語(観光地では英語も通じやすい) |
| 物価 | 日本の1/3~1/2程度(東南アジアの中でも特に安い) |
| 通貨 | ラオスキープ(LAK) |
| 食事 | ラオス料理(カオソーイ、ラープなど) |
| 時差 | -2時間 |
ラオスは何もせずのんびり過ごしたい人向けです。
目立った観光地はないので、自然の中で滞在を楽しむ感じです。

私はラオス北部を6泊7日で横断しました。ボートでしか行けない村を訪れたり、各地でローカルな薬草サウナを巡ったりのんびり過ごしました。
正直、タイやベトナムに比べると交通の便は悪く、移動は大変な部分もあります。
とはいえ、他の国では決して味わえないのんびりした時間を過ごすことができました。
旅に少し慣れてきたら、ぜひ訪れてほしい魅力あふれる国です。

東南アジア一人旅を快適にする準備とコツ
東南アジアの旅は、欧米への旅とは独自の準備が必要です。
できるだけ快適に旅するための、私なりの準備とコツを紹介します。
東南アジア独自の持ち物を用意する
東南アジアは「日差し」「虫」「衛生面」との戦いです。
基本的な持ち物に加え、以下の3つは必須です。
- 日焼け止め:東南アジアはとにかく日差しが強いです。肌が弱い人は1日で真っ赤になってしまうことも。アネッサ・パーフェクトUVスキンケアミルクなど強めの日焼け止めがおすすめ。
- 虫除け:地域によっては蚊が多いので虫除けスプレーは持って行ったほうがいいです。スキンベープの虫よけスプレーがおすすめ。
- 下痢対策の薬:東南アジアは食あたりの可能性もあります。そのため下痢止めも持って行くと安心です。ただし、ミャンマーで倒れた私の経験上、日本の下痢止めが効かないことも。その時は現地の診療所や薬局に行きましょう。
- バス移動用の酔い止め:長時間の悪路に備えて、酔い止めを持って行くと安心です。
一人旅の基本的な持ち物については、以下の記事を参考にしてみてください。

長距離移動に備えバックパックがおすすめ
都市部の滞在だけでなく、地方への長距離移動などを考えている方は、スーツケースではなくバックパックがおすすめです。
というのも、舗装されていない道や、狭いバス・列車での移動を考えると、スーツケースは足手まといになるからです。
バックパックであれば、身軽に移動できるのでおすすめ。
関連記事:国内・海外旅行にスーツケースはいらない?リュックとどっちがいいのか解説
キャッシング機能付きのクレジットカードを利用する
東南アジアでは、ローカルな食堂や屋台、バス代など、まだまだクレジットカードが使えない場面が多いのが現実です。
かといって、盗難のリスクを考えると、日本から多額の現金を持ち歩くのは危険です。
そこでおすすめなのが、キャッシング機能付きのクレジットカードを利用することです。
現地ATMで必要な分だけ、その都度キャッシング(現金の引き出し)ができるクレジットカードを持っておけば、安全かつ適度にお金を管理できます。
東南アジアを旅する上では重要なので、1枚でいいのでキャッシング付きのクレジットカードを用意しておきましょう。
海外旅行におすすめのクレジットカードについては、以下の記事を参考にしてみて下さい。

男一人旅におすすめの東南アジアの国まとめ
初めての東南アジア一人旅におすすめの国を紹介しました。
どの国も素晴らしい国で、素敵な思い出が作れるのは間違いありません。
片言の英語でもコミュニケーションが取れるので、現地でのやりとり、移動、食事などで大きな苦労をすることはないです。
- シンガポール
- タイ
- マレーシア
- ベトナム
- ラオス
海外ひとり旅の経験を積むという意味でもかなりおすすめなので、参考にしていただければと思います。
初めての一人旅に準備すべきことをこちらの記事「初めてでも安心!一人旅の準備や楽しみ方のコツ・注意点まとめ」で解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

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