- 海外一人旅をしてみたいけど、英語って話せたほうがいいの?
- 最低限知っておきたい英語は?
- 英語が話せないときの対応方法を教えて欲しい
こんな疑問や悩みに答える記事を書きました。
海外一人旅に行ってみたいけど、英語が話せないと不安になるものですよね。
本記事を書いている私も片言の英語しか話せませんが、東南アジアやヨーロッパを一人旅しています。
英語が話せなくてもコミュニケーションする方法はたくさんあるので、本記事で紹介したいと思います。
英語を話せない人でも海外一人旅ができる理由

英語を使う場面は限られているから
海外で一人旅をする場合、英語を使う場面というのは限られています。
主な利用先としては以下。
- 入管(滞在期間や滞在目的などを聞かれる)
- ホテル(チェックイン・チェックアウト手続き)
- 飲食店(ドリンクや食事のオーダー、お会計の時)
- チケット売り場(交通機関のチケットや、観光地の建物に入るためのチケットを購入する時)
これらの状況を考えば、ほんのわずかな時間しか英語を使いません。
コンビニでの買い物にしても、お会計時は提示された額のお金を払うだけなので会話をする必要もありません。
観光をするにしても、一人の世界に没頭していればいいので英語は使いません。
このように、英語を使う場面はほんのわずか。海外一人旅のほとんどが自分一人の時間なので、十分に楽しむことができます。
中学生レベルの単語を知っていれば意思疎通はできる
英語を使う場面は少ないと書きましたが、会話をするにしても中学レベルの英単語を知っていればなんとかなります。
私もこれまでの海外一人旅での会話は、中学レベルの単語でなんとかコミュニケーションできています。
入管では滞在日数や滞在目的を聞かれますが「スリーデイズ(3Days)」「サイトシーイング(sightseeing)」など、単語だけで問題ないです。
他にも、飲食店で注文する時はメニューの文字を読むか、「ディスワン(This One)」と指しながら言えばOKですし、お会計は「チェックプリーズ(Check,please)」で通じます。
こんな感じで、きちんとした文章を話す必要はなく、短い単語だけでやりとりが可能です。
英語が話せない不安を解消する4つの対策
英語が話せないと不安になるものですが、その不安を解消する対策について紹介します。
行き先は難易度の低い国から選ぶ
まず最も重要なのが、最初の行き先選びです。
英語に自信がないのであれば、無理に欧米圏を選ぶ必要はありません。
台湾、シンガポール、タイの主要観光地など、海外旅行初心者向きの国から始めてみましょう。
最初の旅で「意外と、なんとかなるな」という成功体験を積むことで、英語が話せなくても何とかなるという自信がつきますよ。
海外一人旅が初めての人におすすめの国は、以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。
関連記事:【初めてでも安心】男一人旅におすすめの海外5ヶ国を紹介!
現地ではスマホアプリをフル活用する
英語が話せなくても、スマホアプリをフル活用すれば問題なく旅をすることができます。
特に以下の3つを入れておくと安心です。
Google翻訳
英語が話せない人は必須のアプリです。
これさえあれば、必要最低限のコミュニケーションは取れます。
お店のスタッフとのコミュニケーションや、レストランのメニューをカメラで翻訳したりと、あらゆる場面で活躍します。
例えば、ホテルのチェックイン前に「バッグを預かってくれませんか?」と伝えたい時に、Google翻訳を使うことで、以下のように自分の言いたいことを伝えることができます。
- 翻訳された英語を自分で話す
- 翻訳された文章を相手に見せる
- 読み上げ機能を使って音声で伝える
翻訳精度も毎年のように向上しているので、ほとんどの状況でコミュニケーションが取れます。
Googleマップ
Googleマップは、現地のルート案内だけでなく、交通機関の乗り換え案内もしてくれます。
ホテルや飲食店のレビューもあるので、ホテルやお店選びの参考にも使えます。海外旅行ではかなり活躍してくれるので、必ず入れておきましょう。
オフラインでも使えるように、訪れる予定の地域の地図を、事前にダウンロードしておくのが鉄則です。
配車アプリ(GrabやUberなど)
海外では、移動手段の1つとしてタクシーを利用する場面も多いです。
国や地域によっては、タクシーの運転手と直接料金交渉しなければいけない時もあります。
しかし、GrabやUberなどの配車アプリを使えば、行き先を口頭で伝える必要がなく、料金交渉も不要です。
コミュニケーションが一切不要でタクシーを利用できるので便利です。
その他、一人旅におすすめのアプリは、【一人旅でも安心】国内・海外旅行におすすめのアプリ!で紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
入国審査で聞かれる「2つの質問」は答えを準備しておく
海外旅行で、最初の関門が「入国審査」かと思います。
とはいえ、心配をする必要はありません。聞かれることは、基本的には以下の2つだけです。
- 質問1:滞在の目的は? (What’s the purpose of your visit?)
-
答え:Sightseeing.(観光です)
- 質問2:何日間滞在しますか? (How long will you be staying?)
-
答え:5 days.(5日間です)
この2つの単語さえ覚えておけば、最初の関門は、自信を持って突破できます。
現地で「見せるだけ」のメモや写真を用意しておく
英語で伝えるのが難しいなら、文字や写真で見せてしまえばいい。
これも、有効なコミュニケーション手段です。
ホテルの名前と住所のスクリーンショットをタクシーの運転手に見せるだけで、ホテルまで連れて行ってくれます。
ホテルには、ホテルの住所や地図が記載された「名刺サイズのカード」が、フロントに置いてあることがあるので、これを使うと便利です。
また、食べたい料理の写真を店員さんに見せれば、注文が完了します。
他にも、行きたい観光地の写真を道行く人に「ここに行きたい」と、尋ねる時に役立ちます。
実際に私も、タイのノーンカーイという街の飲食店では、Googleマップからそのお店の料理の写真を検索し注文したこともありました。
ラオスのノーンキャウという街では、サウナの入り口が見つからず近くにいた子供にスマホで写真を見せて、場所を教えてもらったこともあります。
さらにミャンマーのインレー湖でボートに乗る時は、紙とペンで文字と絵を書いてスタッフと意思疎通をしました。というのも、その日は帰国のフライトがあるため、確実にヤンゴンに戻る必要があったため、カタコトの英語で話すコミュニケーションだけでは不安だったからです。
このように、英語を話すだけがコミュニケーションではないので、あらゆる手段があることを覚えておくといいかと思います。
英語が話せない人向けにあると便利なもの

英語が話せなくても、海外一人旅を手助けしてくれるものはたくさんあります。
私がこれまで利用してきたものを紹介します。
あると便利な旅行向け英会話本
他にも、旅行向けの英会話本を1冊持っておくのも便利です。
おすすめが「キクタン英会話【海外旅行編】」。
海外旅行で使える英語がたくさん載っていて、あらゆるシチュエーションに対応しているので使い勝手がいいです。
音声付きなので、英会話の練習にも使えますし、音声ダウンロードもできるので、スマホに入れておけば旅先での利便性はグッと上がります。
地球の歩き方
海外を旅する時は「地球の歩き方」を持っていく、またはKindleに入れておく方は多いかと思います。
この「地球の歩き方」にも、現地で役立つ会話集みたいなものが掲載されているので役立ちます。
旅先でのガイドとして、また会話の参考週としても利用することができます。
英語が話せると海外一人旅はもっと楽しくなる?
英語が話せなくても海外一人旅は楽しめると書いてきましたが「英語が話せるともっと楽しめるのでは?」と思う方もいるかもしれません。
これは間違いないと思います。
英語が話せると、海外一人旅はもっと楽しめると思います。
というのも、ホテルや飲食店のスタッフさんが時おり話しかけてくれることもあるのですが、英語が話せないと簡単なコミュニケーションのみで会話が終わってしまいます。
それに、ある程度英語が話せると、現地で知り合った人と会話ができるので仲良くなれることもあるからです。
これまで海外一人旅をしてきて「英語が話せたらもっと楽しいだろうな」と感じる場面はいくつもありました。
なので、今後の海外一人旅のために、英会話に取り組むのも1つの手段かと思います。
最近では、リーズナブルなオンライン英会話もあるので、日常会話レベルくらは身につけておくと、さらに海外一人旅が楽しめるかと思います。
まとめ
海外一人旅で英語が話せない時の対応方法を紹介してきました。
海外一人旅では日常会話をするわけではないので、カタコトでも必要最低限の英語が話せれば、意外と通じるのでほとんど困ることはありません。
基本的にはGoogle翻訳があれば問題ないですが、加えて「キクタン英会話」「地球の歩き方」を加えておくと安心・便利です。
- Goggle翻訳アプリ
- キクタン英会話
- 地球の歩き方
「自分の言葉で発して相手に伝えたい」といった場合にも使えます。
ぜひ参考にしてみて下さい。
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