都心をサクッと満喫できるソロ活として「愛宕神社」と「浜離宮恩賜庭園」を巡ってきました。
徒歩で移動できる距離にあり、トータルで3時間もあれば十分に満喫できるので、午後のちょっとした時間にリフレッシュしたいという人におすすめです。
実際に行ってみると、都会の喧騒から離れた静かな自然溢れる空間で、気持ちよく散歩ができました。
本記事では、3時間でサクッと都心のソロ活ができる、愛宕神社と浜離宮恩賜庭園の散歩について紹介します。
散歩コースの概要(所要時間と予算)
今回のコースの所要時間や予算の目安を紹介します。
所要時間の目安
今回のコースは、全体で約3時間あれば十分に楽しめます。
- 13:00〜愛宕神社に到着、参拝・散策(20分)
- 13:20〜境内の茶屋で休憩(30分)
- 13:50〜愛宕神社を出発→浜離宮恩賜庭園へ(徒歩約30分)
- 14:20〜浜離宮恩賜庭園を散策(90分)
- 15:50〜浜離宮恩賜庭園を出発
あくまで目安なので、ご自身のペースでゆっくり散策をしてみてください。
全体の予算
全体の予算は、交通費やカフェの注文内容によって前後しますが、約2,000円くらいが目安になります。
- 交通費:1,000円
- 軽食代:500円〜1,000円
- 入園料:300円
気軽に楽しめる予算感かと思います。
港区「愛宕神社」へ
まず訪れたのは港区にある愛宕神社です。
- 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」より徒歩5分
- 東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」より徒歩5分
- 東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」より徒歩8分
- 都営三田線「御成門駅」より徒歩8分
- JR「新橋駅」より徒歩20分
1603年(慶長8年)、徳川家康の命により「防火の神様」として創建されたと言われています。
都心のビル群の間にひっそりと佇む神社で、「出世の石段」で有名な神社です。
こちらが愛宕神社の入り口。赤い鳥居と階段が目立ちますね。

正面にある出世の階段は86段。
実際に登ってみると、想像以上の傾斜で登るのに少し息が上がります。1つ1つの段差も高さがそれなりにありました。

登り切ると一の鳥居があり、境内を見渡すことができます。

左手に「手水社」、正面に「社殿」があり、その右側に「末社」や「社務所」といった配置です。
ちなみに愛宕神社は、自然の山として東京23区の最高峰「愛宕山」の山頂にもなっています。標高は25.7mで、一の鳥居の右側に三角点もあります。
正面の一番奥に、主祭神「火産霊命(ほむすびのみこと)」を祀る社殿があります。なかなか立派な造りです。

境内は決して広くはありませんが、緑に囲まれていて、綺麗に手入れされた庭園のような雰囲気もあり癒されます。

一の鳥居の右側には池があり、大きな鯉が泳いでいました。池のほとりに近づくと、餌をもらえると思ってかいるのか、鯉がたくさん寄ってきますよ。

平日のお昼過ぎの時間帯でしたが、そこそこ人がいました。外国人も多かったです。
短い時間でも、社殿や自然、池や鯉などバラエティに富んで楽しめる神社かと思います。
山の上の茶屋でひと息
愛宕神社軽く見て回ったあとは、境内にある「山の上の茶屋」へ。

料金は先払いで、番号札をもらって提供を待ちます。
わらび餅セットを注文しました。プルプルとした食感とほどよい甘さで美味しかったです。

店内は落ち着いた雰囲気で、ゆっくり休憩する時間にもぴったり。水もセルフサービスでもらうことができます。
カレーやそば、直会セットなどもあるので、食事やお酒も楽しめそうです。

わらび餅を食べた後は、ここで15分ほど読書をして過ごしました。
浜離宮恩賜庭園でゆったり散歩
山の上の茶屋でわらび餅セットを楽しんだ後は、歩いて浜離宮恩賜庭園へ向かいました。
愛宕神社からは、歩いて約30分で到着します。汐留のおしゃれな街並みを見ながら歩けるので、これもまた気分転換にちょうどいいです。
浜離宮恩賜庭園は、江戸時代に徳川家の庭園として造られた歴史ある庭園で、都会の真ん中にありながら広々とした自然空間が広がっています。
入り口は「大手門」と「中の御門」がありますが、私は中の御門から入園しました。入園料は大人300円。
入り口付近は、広々とした公園といった感じで、都心のど真ん中にあるとは思えないほどの自然です。

潮入の池方面に向かうと、いくつかの復元された茶屋を見ることができます。
こちらは、藁葺き屋根が特徴の「鷹の御茶屋」。

こちらは、潮入の池を渡れる「お伝い橋」。潮入の池は、江戸時代から続く庭園では、都内唯一の海水の池だそうです。

池のほとりにはカルガモが何匹かいました。

潮入の池を交えて見る景色が、一番の見どころかと思います。

「富士見の山」という数メートルの丘からの景色。少し高いところから見るだけでも、違った景色が見られるものです。

園内にはいくつか花も咲いているので、植物を探しながら見て回るのもおすすめ。
「中の御門」付近には、白のムクゲが咲いていました。

浜離宮恩賜庭園は広さもあるので、自然を満喫しながらのんびり散歩ができました。
趣味で登山に行くことは多いですが、あえて都心部にある自然を訪れるのもいいものです。
園内には茶屋があるので、抹茶と和菓子を食べることもできます。今回は混雑していたため立ち寄りませんでしたが、次回は庭園内の茶屋でゆったりお茶を楽しむのも良さそうです。
まとめ
今回は、都心で3時間あれば楽しめる散歩コースとして、愛宕神社と浜離宮恩賜庭園を紹介しました。
都会の中にありながら、静かな時間と自然に触れることができ、手軽にリフレッシュが可能です。
短時間ながら充実感があり、「午後だけのソロ活」でも満足度は高いと実感しました。
次の休日に、気軽に訪れてみてはいかがでしょうか。
