40代独身男のANAマイル戦略。年間3万マイル貯めて東南アジアへ行く方法

本ページはプロモーションを含みます。

年に1回、ふらっと東南アジアへ一人旅に行きたい。

そう思っても、最近の航空券の高さを感じると「なかなか難しい…」と感じる人も多いかと思います。

しかし、3万マイルさえあれば、台湾やタイ、マレーシアといった東南アジアへの往復航空券(エコノミー)が手に入ります。

「3万マイルを貯めるのは大変そうだ」と思うかもしれませんが、飛行機に乗る必要もなければ、陸マイラーガチ勢になる必要もありません。

実際、私は普段「PayPay経済圏」をメインに使っていますが、決済のルートの切り分けをすることで、年間3万マイルを作れています。

ANAアプリの5万マイルのスクリーンショット
現在のマイル数

この記事では、年間3万マイル貯めて東南アジアへ行く方法について紹介します。

目次

【目標は3万マイル】これだけで海外旅行が視野に

マイルを貯めて海外旅行というと、なんとなく「10万マイル貯めてハワイへビジネスクラスで」といったことをイメージしがちです。

しかし、いきなり10万マイルを目指すのは正直ハードルが高いですよね。

そこで、まずは目標を3万マイルにするのがおすすめ。

例えば、3万マイルあれば、以下の国への往復航空券(エコノミークラス)と交換できます。

エリア (Zone)主な行き先必要マイル数
Zone 2
(韓国・ロシア)
ソウル、ウラジオストクL:12,000
R:15,000
H:24,000
Zone 3
(アジア1)
台北、香港、北京L:17,000
R:20,000
H:30,000
Zone 4
(アジア2)
バンコク、シンガポール、ホーチミン、クアラルンプールL:30,000
R:35,000
H:50,000
L=ローシーズン、R=レギュラーシーズン、H=ハイシーズン

このように、韓国や台湾であれば、シーズン問わず3万マイルあれば訪れることができます。

Zone4の東南アジアは、ローシーズンを狙えば3万マイルで往復可能です。

コツ①買い物と固定費を「ANAアメックス」に集約する

毎月の支払いをANA系のカードにすることで、ANAマイルを貯めるベース作りができます。

具体的には、普段の買い物や固定費をマイル還元率1.0%の「ANA系のクレジットカード」に集約します。

毎月63,000円の決済で年間7,600マイル貯まる

私はANAアメックスを利用していますが、以下のような支払いをしています。

  • 固定費(電気、スマホSIM、自宅Wi-Fi):約15,700円
  • 月額サービス(フィットネスジム、Netflix、Amazonプライム、Gemini Advanced):約15,400円
  • ネットショッピング・趣味など(日用品(Amazon)、サプリ、書籍、美容院、サウナ代):約32,500円

合計:月額約63,600円

これらの支払いは、毎月必ず発生するうえに金額も大きくなりがちです。

これを1年続けると決済額は約76万円。貯まったポイントをマイル換算すると、年間約7,600マイルが貯まります。

ここに「カード継続ボーナス(1,000マイル)」と「ANAでんきボーナス(年間3,600マイル)」を加えると、合計12,200マイルの獲得です。

これで、年間約12,000マイルが自動的に貯まるベースとなります。

ちなみに私はPayPay経済圏の住人なので、コンビニやYahoo!ショッピングなどの支払いはPayPayカードを使っています。

全ての支払いをマイルに寄せようとすると、PayPayポイントの還元を捨てることになり、もったいないからです。

「大きな固定費はANAカードでマイルを貯める」「PayPay経済圏でお得な場合はPayPayカードを使う」といった使い分けでも、十分にマイルは貯まります。

決済額が大きい人は入会キャンペーンで爆発的に貯まる

決済額が大きい人は、ANAアメックスの入会キャンペーンを利用するのもおすすめです。

ANAアメックスカード・ノーマル

ANAアメックスは、「入会後3ヶ月以内に〇〇万円利用で、数万マイルプレゼント」といった大型キャンペーンを開催しています。

このキャンペーンを利用すれば、一撃で数万マイルが手に入ります。

ANAアメックスは、ノーマルであれば年会費7,700円(税込)ですが、獲得マイルのほうが上回るのでお得なキャンペーンです。

カードを作って決済を集中させるだけで、目標の3万マイルの大半が埋まってしまいます。

ANAアメックスカードについては、以下の記事で解説しているので気になる方はぜひご覧ください。

関連記事:ANAアメックスはノーマルとゴールドどっちがいい?両方使い倒してノーマルに戻した理由

コツ②電気は「ANAでんき」にする

私はPayPay経済圏をメインにしていますが、電気だけは「ANAでんき」を契約しています。

一人暮らしの電気代なら、PayPayポイントの還元よりも、ANAでんきのマイル還元のほうが圧倒的にお得だからです。

ANAでんきとは?

KDDIが提供する電力サービスで、毎月の電気利用でマイルが貯まるサービスです。 毎月300マイル、年間で3,600マイルもらえます。

以下のように毎月300マイルが自動的に加算されていきます。

ANAでんきの利用で貯まるANAマイル実績(3ヶ月分)

私の毎月の電気代(約8,700円)で比較してみます。

  • 一般的な電力会社(1.0%還元):8,700円使っても、たった87ポイント(87円相当)しか貯まりません。
  • ANAでんき:使用量に関わらず、毎月固定で300マイルが貯まります。

年間3,600マイル獲得できますが、3,600マイルを決済で貯めようとすると36万円の買い物が必要です。

電気会社を変えるだけで、それが自動的に手に入るなら、選ばない手はありません。

コツ③モッピーの高額案件で一気に稼ぐ

日々の決済や電気代でベースとなるマイルを作り、さらにポイントサイトを活用して、旅行に行くためのまとまったマイルを一気に稼ぎます。

使うサイトはモッピーだけで十分です。

アンケート回答やゲームなどの細かい案件はやらず、短時間で大きなポイントが入る高額案件を狙います。

高額案件を年に数回こなす

まず、ポイントサイトの最大のメリットである高額案件を年に数回こなします。

例えば、モッピーで以下の4つを組み合わせるだけで、年間約27,000ポイント(13,500マイル相当)が手に入ります。

  • クレジットカード発行(年2枚):年会費無料のカードを半年に1回作るだけで、年間約14,000ポイントになります。多重申込みにならないよう、年2枚程度に抑えるのがコツです。
  • 証券口座の開設(年1回):証券口座の開設と条件を満たすことで大量のポイントがもらえます。「口座開設+5万円入金」など、取引リスクのない案件を選べば、8,000ポイント目安で獲得できることが多いです。
  • 動画配信サービスの登録:登録してポイント付与条件を満たしたら解約します。例えば、「U-NEXT」であれば、無料期間中に解約すればコスト0円で約2,000ポイント獲得できます。「Disney+(有料会員)」は、月額1,140円かかりますが、4,000ポイント獲得(月額を引いても2,860円分プラス)できる時期なら、実質黒字でマイルが手に入ります。

このように、1回で数千ポイント以上獲得できる案件を狙います。いくつかこなすだけで、目標マイルの半分くらいはクリアできます。

モッピーの詳しい登録方法や使い方は、以下の記事で解説しています。

関連記事:モッピー徹底解説!ポイントの貯め方からお得情報まで紹介

なお、高額案件(カード発行や口座開設)は一人1回までなので、長く続ければ続けるほど取り組める案件が減っていきます。

そのため、開始1年目が一番簡単にマイルが貯まるボーナスタイムと言えます。

案件が豊富な初年度はポイントをガッツリ貯めやすいので、ぜひ取り組んでみてください。

日常のネットショッピングでポイントの底上げをする

高額案件がメインですが、日々の買い物でも取りこぼしなくポイントを拾うことも大切です。

やることは簡単。いつもの買い物の前にモッピーを経由するだけです。

私の実例を紹介します。

  • iHerb(サプリ・プロテイン): 健康維持のために毎月サプリ購入していますが、モッピー経由で買うだけで月500〜800ポイントほど獲得できます。
  • Yahoo!ショッピング(日用品): PayPay経済圏の買い物も、モッピーを経由すれば+1%のポイントがつきます。私はこれで月150ポイントほど獲得しています。
モッピーのポイント獲得実績(ヤフーショッピングとアイハーブ)

たったこれだけでも、年間で計算すると約7,800ポイント(3,900マイル相当)以上にはなります。

他にも、ホテル予約サイトの利用など、ショッピングやサービスを利用するとさらに多くのポイントを貯められますよ。

貯めたポイントをマイルに交換する方法

モッピーで貯めたポイントは、直接ANAマイルに交換できません。

そのため、一度他のポイントに交換してから、ANAマイルに交換する必要があります。

還元率50%で手軽にANAマイルに交換

モッピーで貯めたポイントは、以下のポイントを経由することで還元率50%(2ポイント=1マイル)のレートでANAマイルに交換できます。

  • モッピー → Vポイント → ANAマイル
  • モッピー → nanacoポイント → ANAマイル

どのルートも交換手続きはスムーズなので、自分が普段貯めているポイントや、使い慣れている好きなルートを選べばOKです。

還元率70%の「みずほルート」もありますが、クレジットカード作成の必要がある上に手間がかかるので、私はVポイントに交換してからANAマイルに交換しています。還元率は50%ですが、手軽さを優先しています。

最も還元率が高いのが「みずほルート」

最も高還元率で交換できるのが「みずほルート」です。

「JQ CARDセゾン」や「みずほマイレージクラブカード/ANA」といった専用のクレジットカードが必要になりますが、交換レートを70%まで引き上げることができます。

みずほルートの流れ(還元率70%)
  1. モッピー→Vポイントに交換
  2. Vポイント→JRキューポに交換(「JQ CARDセゾン」が必要)
  3. JRキューポ→セゾンの永久不滅ポイントに交換
  4. 永久不滅ポイント→ANAマイルに交換(「みずほマイレージクラブカード/ANA」が必要)

クレジットカード作成が必要な上に手間はかかりますが、少しでも効率よくマイルを貯めたい場合は、こちらのルートも検討してみてください。

年間3万マイルのモデルケース

これまでのコツを合わせると、実際にどれくらい貯まるのか計算してみます。

獲得ルート内訳・備考年間マイル数
ベース(決済・電気)・カード決済(月6.3万):7,600
・カード継続ボーナス:1,000
・ANAでんきボーナス:3,600
12,200
モッピー(高額案件)・クレカ発行、証券口座、動画配信
※28,000P(50%交換)
14,000
モッピー(日常利用)・iHerb
・Yahoo!ショッピング経由
※7,800P(50%交換)
3,900
合計30,100

このような決済額、ポイントサイト活用で3万マイルをクリアするイメージです。

これでローシーズンのバンコクやシンガポールへの往復チケットが手に入ります。

実際に私はこの方法で貯めたマイルを使って、台湾や東南アジアへの一人旅を実現しています。

台湾の迪化街
台湾の迪化街

決して高いハードルではなく、ちょっとの工夫を取り入れるだけでマイルが貯まっていきますよ。

まとめ

年間3万マイル貯めて東南アジアへ行く方法について紹介してきました。

マイルを貯めるために、無理して飛行機に乗ったり、不要な買い物をする必要はありません。

私が実践している方法のまとめは以下。

  • ANAアメックスとANAでんきでベースを作る
  • 年数回の高額案件で上乗せする
  • 日々のネットショッピングで底上げをする

このサイクルを回すだけで、1年くらいで韓国、台湾、東南アジアへ行けるマイルが貯まるはずです。

決済の集中やモッピーの利用など、できることから始めてみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次