PayPay経済圏を利用するなら必須と言えるのが「PayPayカード」。
「本当にお得なの?」「作ったほうがいいの?」と、その実力について気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、PayPay経済圏で生活しPayPayカードを長年愛用する私が、メリット・デメリットやお得な使い方まで詳しく解説します。
【結論から】PayPayカードはこんな人におすすめ

詳しい解説に入る前に、まずは結論からお伝えします。
以下のいずれか一つでも当てはまるなら、PayPayカードを作るとお得です。
- Yahoo!ショッピングで定期的に買い物をする人
- 日々の支払いでPayPayポイントを効率的に貯めたい人
- ソフトバンクまたはワイモバイルの携帯電話を利用している人
- これから本格的にPayPay経済圏での生活を始めたいと考えている人
- Yahoo!トラベルを利用して、お得に国内旅行をしたい人
Yahoo!関連サービスの利用でポイント還元がアップするので、特にPayPay経済圏でポイントを貯めていきたい人におすすめです。
また、貯めたPayPayポイントはYahoo!トラベルで使えるので、ポイ活でお得に国内旅行をしたい人にもおすすめ。ポイントをホテル代に使ったり、現地のグルメに使ったりとお得に旅行ができます。
「PayPay経済圏の始め方」や「PayPayポイントを貯めるための戦略から知りたい」という方は、まずは以下の記事をご覧ください。
関連記事:【PayPay経済圏の始め方】ポイントをガッツリ貯めるコツも紹介!
PayPayカードの基本情報まとめ
PayPayカードの基本情報を一覧にまとめました。
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1% |
ポイント種別 | PayPayポイント |
最大発行枚数 | 3枚 |
家族カード | あり |
ETCカード | 年会費550円(税込) |
国際ブランド | VISA、JCB、Mastercard |
旅行保険 | なし |
PayPayカードは、年会費が永年無料で、基本のポイント還元率が1%なので普段使いのクレジットカードとしても使えます。
ただし、旅行保険の付帯サービスがないので、あくまで普段のショッピングや、PayPay経済圏でのポイント獲得に特化しているカードといえます。
私が実感するPayPayカードを持つ7つのメリット
ここでは、私がこれまで利用してきて感じた7つのメリットを紹介します。
Yahoo!ショッピングでポイント還元率5%になる
Yahoo!ショッピング・LOHACOでの買い物では、いつでもポイント還元率が5%になります。
Yahoo! JAPAN IDとLINEアカウントの連携が必要
内訳は、PayPayカード利用1%、ストアポイント1%、毎日もらえる特典として3%です。
さらに、毎月5のつく日に開催されるキャンペーンなどを利用すれば、追加で4%が還元されるので、合計の還元率は9%で買い物ができることも。
Yahoo!ショッピングを頻繁に利用する方にとっては、必須のカードと言えるでしょう。
この還元率を、キャンペーンなどを利用してさらに高めるための攻略法は、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【知らなきゃ損】Yahoo!ショッピングのお得な買い方まとめ
年会費が永年無料で持てる
PayPayカードは、年会費が永年無料です。
カードを作っても、使わずに持っているだけならコストは一切かかりません。
「Yahoo!ショッピング専用のサブカードとして持っておく」といった使い方もできます。
ポイント還元率は1%と優秀
PayPayカードのポイント還元率は1%です。
Yahoo!ショッピング以外の買い物でもポイント還元率は1%なので、年会費無料のカードの中では優秀な水準です。
日常使いのメインカードとしても文句なしです。
PayPayポイントが貯まるので使い道が幅広い
PayPayカードを利用して貯まるポイントは「PayPayポイント」です。
PayPayポイントは、全国のコンビニ、スーパー、飲食店など、多くのお店で「1ポイント=1円」として現金同様に使えます。
ポイントの使い道に困ることがなく、無駄になりにくいのは大きなメリットです。
以下の記事でおすすめの使い道を紹介しているので、「貯めたポイントはどんな使い道があるの?」と気になる方はぜひご覧ください。
関連記事:【決定版】PayPayポイントおすすめの使い道を紹介!
最大3枚まで発行できるので用途別に使い分けができる
PayPayカードは、合計3枚まで発行することが可能です。
そのため、「食費や光熱費といった生活費決済用のカード」と、「趣味や旅行で使うカード」というように、用途別に分けて管理することができます。
その他にも、「メインはVISA、サブとしてMastercard」といったように、国際ブランドを分ける使い方もできます。
審査から発行までのスピードが速い
PayPayカードは、申し込みから発行までのスピードが速いのが特徴です。
ほとんどの場合、申し込み後の審査は5分以内で完了し、承認されればすぐにアプリ上にカード番号が表示されます。
物理的なプラスチックカードが自宅に届くのを待たなくても、スマホ上のカードを使って、すぐにネットショッピングなどを始めることができます。
「今すぐカードが必要」という時に、頼りになるクレジットカードといえます。
SuicaやPASMOへのチャージでも1%還元される
地味に嬉しいのが、SuicaやPASMOへのチャージでも1%還元されることです。
他のクレジットカードでは、Suicaへのチャージはポイント付与対象外になることもあります。
日常的に電車やバスを利用する人にとっては、嬉しいメリットです。
知っておくべきPayPayカードの3つのデメリット
PayPayカードにも弱点はあります。ここでは、PayPayカードの3つのデメリットについて解説します。
旅行保険などの付帯サービスがない
PayPayカードは、ポイント還元に特化している分、多くのクレジットカードに付帯している旅行保険サービスがありません。
海外旅行傷害保険はもちろん、国内旅行傷害保険、そして購入した商品が破損した際に補償されるショッピング保険なども付帯していません。
海外旅行のように万が一に備えて旅行傷害保険を利用した場合は、楽天カードなど別の保険付きカードを併用するか、別途旅行保険に加入する必要があると覚えておきましょう。
PayPayステップの還元率1.5パーセント達成はハードルが高い
PayPayカードには、条件を達成すると翌月の基本還元率が1.0%から1.5%にアップする「PayPayステップ」という特典があります。
これだけ聞くとメリットに思えますが、問題はその達成条件です。
条件は「月に200円以上の決済を30回、かつ、10万円以上利用」というもので、これを両方ともクリアしなければなりません。

毎日PayPayで細かく買い物をするヘビーユーザーでなければ、この条件を達成するのはかなりハードルが高いです。
そのため、基本的には「還元率は1%のカード」と認識しておき、もし達成できたらラッキーくらいの気持ちでいるのが良いでしょう。
ポイントは200円ごとに付与される
PayPayポイントは、「200円(税込)の利用につき1%」が付与されます。
つまり、199円の買い物をしても、もらえるポイントは0ポイントです。また、399円の買い物をしても、付与されるのは200円に対する2ポイントのみ。
この「200円未満切り捨て」は小さなことですが、日々の積み重ねを重視する人にとっては、少し損をした気持ちになるかもしれません。
ETCカードには年会費がかかる
PayPayカードでETCカードを発行する場合、年会費として550円(税込)がかかります。
クレジットカードによっては、ETCカードが無料の場合も多いので、PayPayカードのデメリットと言えます。
年会費無料でETCカードを発行できるクレジットカードは多いため、高速道路をよく利用する方は、別のカードを検討する方が良いでしょう。
【私の実践法】PayPayカードの価値を最大限活かす使い方
ここでは、私がPayPayカードの価値を最大限生かすための使い方を紹介します。
Yahoo!ショッピングの「5のつく日」を狙い撃ちする
まず、PayPayカードを持っていれば、Yahoo!ショッピングでの買い物がいつでも5%のポイント還元になります。
日常的な買い物はこれだけでも十分にお得ですが、さらに還元率を高めたいなら、毎月「5のつく日」を狙い撃ちしましょう。追加で4%のポイントが上乗せされるため、合計の還元率は9%で買い物ができます。
さらに、LYPプレミアム特典などと組み合わせることで、驚異的なポイント還元率を実現できます。

関連記事:LYPプレミアムはお得?メリット・デメリットや特典を解説!
私は、プロテインや飲料水、日用品など定期的に買うものを「5のつく日」に購入するようにしています。
なお、「5のつく日」に狙いたいおすすめの商品は、以下の記事で紹介しているのでぜひご覧ください。
関連記事:【買って損なし】Yahoo!ショッピングで買ってよかったものを紹介
全ての支払いをPayPayカードに集約する
家賃、光熱費、通信費などの固定費から、日々の食費まで、生活のあらゆる支払いをこの一枚のカードに集約することです。
毎月支払う必要ある固定費をPayPayカードで支払うことで、意識せずとも毎月着実にPayPayポイントが貯まっていきます。
また、公共料金などの固定費をPayPayカードに集約するのもおすすめです。
貯めたポイントは国内旅行に使う
PayPayカードで貯めたPayPayポイントは、国内旅行の費用にあてるのもおすすめです。
先ほども解説しましたが、PayPayカードには海外旅行保険が付帯していないため、海外旅行には不向きです。
しかし、国内旅行であれば、国民健康保険が適用されるため海外ほど高額な保険は必要ありません。その点で、PayPayカードと国内旅行は相性が良いです。
Yahoo!トラベルで、貯めたポイントを使ってホテルを予約する。そして、旅先の食事やお土産の支払いをPayPayで行いさらにポイントを貯める。
この「PayPayポイントを貯めて、旅行をして、旅先でまた貯める」というサイクルができます。
「そもそもYahoo!トラベルって、本当にお得なの?」と疑問に思った方は、メリットとデメリットを徹底的に解説している以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:Yahoo!トラベルってお得なの?利用前に知るべきデメリットとお得情報
【裏技】PayPayカードをお得に作る方法
PayPayカードを作る際は、公式サイトから直接申し込むのではなく、ポイントサイトモッピーを経由して申し込むのがおすすめです。
「モッピー」を経由するだけで、PayPayカードの公式入会特典に加えて、さらに数千円相当のポイントサイト独自のポイントを獲得できるからです。
モッピーで貯めたポイントは、現金や電子マネー、デジタルギフト券などに交換できます。
「モッピーって何?」という方は、まずは以下の記事で、モッピーについて確認してみてください。
関連記事:モッピー徹底解説!ポイントの貯め方からお得情報まで紹介
これから、モッピーを経由してPayPayカードに申し込む手順を紹介します。
なお、この方法を実践するには、モッピーの会員登録が必要です。まだ登録していない方は、まずは無料会員登録を済ませましょう。
紹介コードを使うとさらに追加でポイントがもらえるので、以下の記事も参考にしてみてください。
モッピーにログインしたら、サイト内の検索窓で「PayPayカード」と検索します。
表示された広告案件の詳細ページを開き、現在の特典ポイントが何ポイントになっているかを確認しましょう。

そして、「POINT GET!」ボタンをクリックすると、PayPayカードの公式サイトに移動します。あとは、そのページで通常通りに申し込み手続きを進めるだけです。
カード発行後、PayPayカード側から、公式の入会特典であるPayPayポイントが付与されます。
それとは別に、後日モッピーのアカウントに、モッピーポイントが付与されます。
モッピーを経由する手間をかけるだけで、数千円お得にPayPayカードを作ることができます。ぜひ実践してみてください。
ちなみにですが、Yahoo!ショッピングを利用するときなども、モッピーを経由するとポイントを貯められます。

PayPay経済圏をお得にできるポイントサイトなので、ぜひ利用してみてください。貯めたポイントはPayPayポイントにも交換できるので、さらにお得になりますよ。
まとめ
ここまで、PayPayカードのメリット・デメリットから、お得な使い方まで解説してきました。
結論として、PayPayカードは、一枚で全てをまかなえる万能カードではありません。
しかし、PayPay経済圏でポイントを貯めたい人にとっては、その恩恵を最大化するために必須のカードといえます。
この記事の内容を改めてまとめます。
特にYahoo!ショッピングをよく利用する方は、がっつりポイントを貯めることができます。
年会費無料なので1枚持っておいて損はありません。ぜひ利用してみてください。