一人旅に出たくなる!心を揺さぶるおすすめ本3冊を紹介!

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「日常を離れて、一人だけの時間を楽しむ旅に出てみたい」

そんな衝動に駆られたことはありませんか?

この記事では、私自身が実際に読み、「一人旅に出たいなぁ」という気持ちを強くかき立てられた本を厳選して紹介します。

「一人旅に興味がある」「これから一人旅に出てみたい」といった方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

一人旅に出たくなるおすすめの本

数ある旅に関する本の中から、「一人旅っていいな」「こんな旅をしてみたい」と強く感じさせられた3冊を厳選して紹介します。

深夜特急シリーズ

まずはなんといっても、バックパッカーのバイブルとも言われている沢木耕太郎の『深夜特急』シリーズです。

ライターの仕事もバリバリこなしていた筆者だけに、文章もうまくどんどん引き込まれていきます。

あたかも自分がその場にいるような感覚を味わえるのが何よりの魅力で、沢木耕太郎の旅にどっぷり浸かることができます。

『深夜特急』シリーズは全6巻。

  • 香港・マカオ
  • マレー半島・シンガポール
  • インド・ネパール
  • シルクロード
  • トルコ・ギリシャ・地中海
  • 南ヨーロッパ・ロンドン

1970年代の当時の状況を知ることができるのも貴重ですし、当時のディープな雰囲気が味わえるのも1つの魅力。

海外一人旅に興味がある人、海外一人旅をしている人、あらゆる人に読んで欲しい作品です。

深夜特急シリーズのほかに、『旅する力―深夜特急ノート』という本もあります。

旅する力―深夜特急ノート
旅する力―深夜特急ノート

沢木耕太郎の若かりし頃のエピソード、一人旅をしようと思ったきっかけ、『深夜特急』が形になるまでを綴る長編エッセイです。

相変わらず引き込まれる文章でめちゃくちゃ面白いです。

沢木耕太郎が影響を受けた人や本、旅に対する考え方など参考になります。『深夜特急』好きなら、ぜひとも読んでおきたい一冊。

旅に出ろ!―ヴァガボンディング・ガイド

旅に出ろ!―ヴァガボンディング・ガイド
旅に出ろ!―ヴァガボンディング・ガイド

著者のロルフ・ポッツは、1990年代初頭から放浪の旅を経験し、旅行ライター、エッセイストとして活動していて、現代のデジタルノマドワーカーにも影響を与えていると言われています。

本書では、いかにして旅の準備をするのか、旅をしている間の心構えなど、旅に対する考え方・アドバイスを中心にまとめられています。

「これから海外一人旅にでてみたい」といった方には、参考になる部分は多いはず。

また、「なんとなく観光地を巡る旅行だけになっているけど、本当は心赴くままに旅をしてみたい」といった方は、共感できる部分が多いかと思います。

世界中の旅人のショートインタビューも掲載されていて、多くの人の旅に対する考え方を知れるのもよかったです。

ただし、新品での販売はなく、中古でしか手に入らないのがネックです。気になる方は、Amazonかメルカリでチェックしてみてください。

毎日が同じことの繰り返しの型にはまった日常をあとにして、勇気を持って新たな一歩を踏み出せば、そこにはより大きく、より自由な世界が広がっていることに気づくだろう。

旅に出ろ!―ヴァガボンディング・ガイド

ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集

ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集
ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集

ラオスの紀行文かと思いきや、ラオスだけでなくアイスランド、ギリシャ、フィンランドなど世界各地の紀行文となっています。

現地に行ってみたくなる魅力を存分に引き出してくれるのはさすがの村上春樹。

世界的作家だけあり、現地の風景、人々、文化についての描写もうまくどんどん引き込まれます。

比較的まったりした滞在が多いですが、アクティブに行動する一面も持っていて、村上春樹の冒険心に刺激を受ける人もいるはず。

一人旅の旅行記というわけではないのですが、実際に訪れる際の参考になる情報もあったりと一読の価値ありです。

本書を読めば「この国に行ってみたい」「旅に出たい」という気持ちが芽生えること間違いなし。

本から見つける次の旅への活かし方

旅に関する本には、次の旅に活かせるヒントがたくさん隠れています。

本の中で興味を持った場所をリストアップ

著者が訪れた国、何気ない描写の中にあった風景、現地のグルメなどなど…。

読んでいる最中に、「ここ、行ってみたいな」「なんだか気になるな」と心が動いた場所がでてくるかと思います。

興味のある地名、文化、料理、歴史などは、詳しく調べてみましょう。それが、次の旅先の有力な候補になるかもしれません。

著者の「旅のスタイル」や「視点」を参考にしてみる

旅に関する本は、その場所の情報だけでなく、著者の「旅のスタイル」や「物事を見る視点」にも触れることができます。

著者がどんな交通手段を選び、どんな宿に泊まり、どのように旅をしているのか。旅先でどんな思考を巡らせていたのか。

今までの自分では気づけない、新しい旅の楽しみ方や物事の捉え方が見つかるかもしれません。

もちろん、著者のスタイルを丸ごと真似する必要はありません。

「こんな旅の仕方もあるんだな」「この考え方は面白いな」と感じた部分を、自分の旅に少し取り入れてみてはいかがでしょうか。

小さな「旅の計画」を立ててみる

本を読んでいて、「ここに行ってみたい!」と思える場所があれば、ぜひ計画を立てて実際に訪れてみましょう。

いきなり長期の海外旅行でなくても構いません。2泊3日程度の短い旅行でも、十分に楽しめるはずです。

「もし3日間休みが取れたら、あの本に出てきた場所で何をしようかな?」といったように考えるだけでも楽しいもの。

さらに、航空券や宿泊費をざっくりと調べてみると、旅の現実味がぐっと増してきますよ。

まとめ

ここまで、「一人旅に出たくなるおすすめ本」を紹介してきました。

「あ、これ面白そうだな」「旅の参考にしてみたい」といった本が見つかれば嬉しいです。

まずは、やってみたいことや気になる場所をメモしておくだけでも、次回の旅のプランがより具体的になってくるものです。「自分だったらどんな旅が良いだろうか?」と考えてみるのも、旅のヒントにつながるかもしれません。

本を読んで「いいな」と感じたら、まずは近場からでも、少し足を伸ばしてみることをおすすめします。

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