年末年始はまとまった休みがあるので、いつもとは違った環境で過ごしたり、普段味わえない体験をしたりするチャンスです。
そんな年末年始は、男一人で旅をしてみたいという人もいるかと思いますが、
- 年末年始はどこに行けば良いか分からない
- 男一人旅でどういったプランがあるのか知りたい
といった疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
現実をいうと、年末年始は一人旅がしにくい時期と言えます。1人宿泊をお断りしている施設も多いですし、すでに満室で予約が取れないことも多いです。
そこで本記事では、年末年始の男一人旅におすすめの旅プランを紹介したいと思います。
年末年始の一人旅は難易度が高い3つの理由
まずは年末年始の現実を見てみます。この時期の観光地や温泉宿は、一人旅をしている人にとって厳しい状況になります。
宿が取れない(一人客はお断り)
これが最大の壁です。
年末年始は書き入れ時のため、多くの旅館やホテルは「2名以上」の客を優先します。普段は一人OKの宿でも、この期間だけは「お一人様不可」の設定に変わることが多々あります。
探しても探しても「空室なし(条件外)」と表示されて、そもそも宿の予約が取れません。
料金が異常に高い(正月料金)
運良く空室が見つかっても、価格は普段の2倍〜3倍は当たり前です。
インバウンド需要が影響していることもあり、一般グレードのホテルでも「素泊まりで2〜3万円」といった強気な価格設定をしている宿泊施設もあるくらいです。
その金額に見合うサービスが受けられれば良いですが、実際はただ料金が高いだけです。
周りが「家族・グループ」だらけで浮く
何とか宿を取り、現地に行けたとしても、待っているのは「アウェー感」です。
年末年始の観光地や温泉地は、帰省を兼ねた家族や、旅行を楽しむグループで溢れかえっています。
食事処でも観光スポットでも、楽しそうな集団の中にポツンと一人という状況になりやすいです。
男一人だからこそ行きやすいおすすめ旅行先
年末年始の男一人旅は、比較的動きやすく、宿の確保がしやすい場所を選ぶことがポイントになってきます。
観光地として有名すぎる場所は混雑しやすいため、ほどよい都市部やオフィス街などがおすすめ。
東京のオフィス街に滞在して静かに過ごす
東京の大手町、新橋、品川周辺などのオフィス街は、年末年始になると人が少なくなる傾向があります。
出張で使うビジネスホテルが多いエリアのため、繁華街よりホテルが取りやすく、街全体も落ち着いています。
観光地としての派手さはありませんが、一人でゆっくり過ごしたい時には向いています。飲食店は閉まる店もありますが、チェーンや駅ビルは営業していることが多いので困りません。
移動もスムーズなので、ゆるく東京を楽しむのにおすすめです。
観光地ではない地方都市
観光ガイドに大きく載らないような、観光地化されていない地方都市は穴場です。
例えば、東京からでも行きやすい浜松、宇都宮、高崎といったエリア。こういった都市はガッツリ観光するというより、「ちょい旅」で訪れる人が多いので混雑も少なめです。
それに、駅周辺は十分に栄えているので、買い出しや食事に困ることもありません。
有名な温泉地や観光都市は観光客でごった返していますが、こうした普通の街であれば、比較的静かに年末年始を過ごせます。
年末年始の男一人旅の楽しみ方

現地グルメの食べ歩き
一人旅の醍醐味の一つとも言えるのが、現地グルメの食べ歩きです。
自分のペースで気になるお店を回ることができるので、地元のお店を巡るのもいいでしょう。季節的に、温かい鍋料理を楽しむ機会でもあります。
食べログやGoogle Mapを活用すれば、一人でも入りやすいお店を見つけやすいです。お店の雰囲気や年末年始の営業時間を事前に調べておきましょう。
食べ歩きをしながら街の雰囲気を楽しんだり、これまで食べたことのない料理を楽しむいい機会です。
関連記事:【これで満喫できる】一人旅の食事が恥ずかしいを解決する6つの方法
ホテルのおこもりを楽しむ
あえてホテルにこもって、ダラダラと過ごすのもおすすめ。
デパ地下やスーパーで、普段は買わないような高いお肉や刺身、お酒を買い込んでおきます。部屋に入ったら、あとは映画を見たり読書をしたり、飽きたら寝るだけです。
移動の疲れもなく、混雑もありません。ただ好きなことだけに時間を使う。
これはこれで贅沢な時間の使い方なので、満足度も高いですよ。
関連記事:ビジネスホテルの一人時間を楽しむ9つの方法【おすすめホテルも紹介】
街をブラブラする
気分転換にホテル周辺を散歩するのもおすすめです。
普段訪れることのない場所をブラブラするだけでも、新鮮な気分を味わえるものです。
途中でお店を見つけたら、食べ歩きなどをしたり、ホテルで食べる食事を買うのも楽しいですよ。
年末年始の男一人旅での注意点

とにかく早めに予約すること
年末年始の男一人旅では、早めに宿泊施設の予約をすることが重要です。
というのも、この時期は観光や帰省、イベントなどの需要が高まり、多くのホテルや旅館がすぐに埋まってしまうからです。
気になる宿泊先がある場合は、できるだけ早く予約をしておくのがおすすめ。
直前になるほど選択肢が限られ、価格も高くなる可能性があるため、早めに計画を立てておきましょう。
おすすめのホテル予約サイトは、国内・海外旅行におすすめのホテル予約サイト10選!選び方や特徴を徹底比較で紹介しているので参考にしてみてください。
現地施設の営業時間の確認は必須
年末年始の旅行では、現地施設の営業時間を事前に確認することが必須です。
この時期、多くの観光地や飲食店、ショップが特別営業スケジュールとなっていることが多く、休業している場合もあります。
訪れる予定の場所が営業していないと、計画が大きく崩れる可能性があるので、公式サイトチェックし確実に利用できる施設を選ぶことが大切です。
宿泊代の高騰は「必要経費」と割り切る
年末年始は、ビジネスホテルであっても宿泊代が普段の1.5倍〜2倍になることもあります。
高いなと躊躇していると、部屋はすぐに埋まってしまいます。
ここは「正月を誰にも邪魔されずに、一人で自由に過ごすための場所代」と割り切るしかありません。
まとめ
年末年始の男一人旅におすすめの旅プランを紹介してきました。
年末年始は、ホテルの予約が取りにくい、観光地は混雑している、宿泊料金が高いなど、なかなか厳しいのが現状です。
とはいえ、行き先を選べば混雑を避けて過ごすこともできます。
早めの準備をして、特別な年末年始を満喫しましょう。
