出張や一人旅、あるいはちょっとした気分転換で泊まるビジネスホテル。
しかし、部屋のドアを閉めた瞬間、長い一人時間をどう過ごそうかと退屈な気持ちになったことはありませんか?
ホテルに一人でいる時間は「やることがなくて退屈…」となりがちですよね。
そこで本記事では、ビジネスホテルで一人滞在を楽しむ方法を紹介します。
ビジネスホテルの一人時間を豊かにする9つの楽しみ方
ホテルの滞在をただ寝るだけでは退屈ですし、ちょっとした楽しみを逃してしまうことになります。
ビジネスホテル滞在中に、一人でできる9つの楽しみ方を紹介します。
食事をテイクアウトして「ひとり部屋食」を極める
外に一人で食べに出るのが少し億劫な時がありますよね。
外食もいいけれど、ホテルの部屋にこもって好きな料理を並べて食べる体験は格別。
地元の人気店でテイクアウトしたグルメや、コンビニで厳選したおつまみセットなど、自分好みの食事を楽しめるのが魅力です。
お気に入りのドリンクを片手に、テレビやスマホを眺めながら、ダラッと過ごす夜は最高の贅沢です。
自分だけのプライベートシアターで映画に没頭する
ビジネスホテルの静かな空間は、映画鑑賞にぴったりです。
スマホやタブレット、ノートPCを使ってNetflixやAmazon Primeを楽しめば、そこはもう自分だけのプライベートシアターに早変わりです。
さらに最近では、備え付けのテレビにスマホをワイヤレス接続して動画を大画面で楽しめる「キャスト対応」のホテルも増えています。
ベッドに寝転びながら、大画面で映画に没頭する時間は、まさに至福のひととき。自宅よりもむしろ集中できる「ひとり映画館」を楽しめます。
じっくりと読書にふける
ビジネスホテルの静けさは、読書にもってこいの環境。
普段は後回しにしがちな本を、この機会に読み進めるのもおすすめです。
読みかけだった小説の世界に深く浸ったり、新しい知識をインプットしたり、心ゆくまで本の世界に浸りましょう。
また、ホテルの近くに本屋があれば、ふらっと立ち寄って気になる一冊をその場で買い、部屋でじっくり読むという体験もおすすめ。
旅先で出会った本は、「どこで読んだか」という記憶が深く残り、不思議と印象に残るものです。
関連記事:一人旅に出たくなる!心を揺さぶるおすすめ本3冊を紹介!
「大浴場・サウナ」で心と体をリフレッシュする
最近のビジネスホテルには、大浴場やサウナが付いている施設が増えました。
部屋の小さなユニットバスとは比べ物にならない解放感は、それだけでそのホテルを選ぶ価値があります。
人が少ない深夜や早朝の時間帯を狙って利用すると、広々とした空間を独り占めできることも。
手足を思い切り伸ばして、一日の疲れを癒しましょう。
入浴剤でプチ温泉気分を味わう
ホテルの浴槽に市販の入浴剤を持ち込めば、温泉気分を楽しみながらじっくりと疲れをとることができます。
大浴場に行くのが面倒だなという気分のときでも、部屋の浴槽でリラックスできるのでおすすめです。
特に疲れが溜まった時やリラックスしたい夜には、いい香りの空間で心と体をリフレッシュするのがおすすめです。
部屋にマッサージを呼んで疲れを癒す
マッサージサービスに対応しているホテルであれば、少し贅沢にルームマッサージを頼んでみるのもおすすめです。
仕事終わりや旅の疲れをじっくり癒してもらえば、心も体も一気にほぐれていく感覚を味わえます。
ベッドの上で受けられるので、外に出る必要がないぶん気楽です。
日頃がんばっている自分を、徹底的に甘やかす時間にしてみてはいかがでしょうか。
ホテル周辺を散策してみる
チェックイン後、あるいは早朝に、ただ気の向くままにホテルの周りを歩いてみてください。
知らない街角、ふと見つけた小さな神社やレトロな商店街。そんな発見があるのも、一人時間の楽しさです。
目的を決めずに歩くと、頭の中までスッキリして心も整っていきますよ。
ホテルの朝食ビュッフェを楽しむ
ビジネスホテルの朝食は、最近ますます進化しています。
和洋中の豊富なラインナップ、地元食材を使ったご当地メニューが並ぶところも。
普段は朝食を抜きがちな人も、早起きして楽しむ価値ありです。朝からお腹も心も満たされますよ。
日記・ブログに一人時間の思い出を残す
ビジネスホテル滞在中の出来事を日記やブログに書くことで、思い出を記録として残せますし、心の整理にもつながります。
もし時間に余裕があれば、ホテル周辺の散策やプチ観光の様子を写真と一緒にまとめて投稿するのもおすすめ。内容によっては、読者の役に立てる情報をシェアすることができます。
スマホやノートPCで気軽に書けるので、文章を書くのが苦手な人もまずは備忘録感覚でスタートしてみるといいですよ。
関連記事:備忘録としてブログがおすすめな9つの理由
一人時間を楽しく過ごすためのビジネスホテルの選び方
ここまで、ホテルでの具体的な楽しみ方を紹介しました。
しかし、一人の滞在を楽しむには、やはりホテル選びそのものが重要になります。
以下のポイントをチェックしてホテルを選ぶことで、快適なビジネスホテルで過ごすことができます。
- 大浴場やサウナの有無:これがあるだけで、滞在の価値は上がります。予約サイトの「こだわり条件」で、必ずチェックしましょう。
- 朝食ビュッフェの評判:口コミで、朝食の評価が特に高いホテルを探すのがおすすめです。「ご当地メニューが豊富」といった口コミは、良いホテルを見つけるための重要な手がかりです。
- 駅からの距離とホテル周辺の環境:駅近はもちろん、「夜に一人で食事を楽しめる飲食店が周りにあるか」といった、周辺の環境も確認すると滞在の楽しみが広がります。
- 新しさまたはリニューアルされているか:新しいホテルは水回りが清潔、Wi-Fi環境が快適、ベッドサイドにコンセントが多いなど、滞在を快適にする設備が整っていることが多いです。
全てを満たすのは難しいかもしれませんが、自分の好みに合わせて条件のいいビジネスホテルを選びましょう。
一人時間を楽しめるビジネスホテルチェーンおすすめ4選
一人時間を楽しく過ごせるおすすめのビジネスホテルを紹介します。
ドーミーイン
「一人旅でも、温泉旅館のように癒やされたい」といった方にぜひおすすめしたいのが、ドーミーインです。
最大の魅力は、天然温泉の大浴場と本格的なサウナ。都心や地方に関係なく、多くの店舗で広々とした湯船と整いスペースが完備されているので、出張や観光で疲れた体をリフレッシュできます。
さらに、「夜鳴きそば」(あっさり醤油ラーメン)など無料サービスも充実。
「ただ寝るだけのビジネスホテル」とは違う体験のできるおすすめホテルです。
アパホテル
全国に圧倒的な店舗数を誇るアパホテルは、アクセスの良さ・コスパ・快適さを求める人にぴったりのビジネスホテルチェーンです。
アパの魅力はまず、部屋の機能性の高さ。
広くはないものの、ふかふかのベッドや大きめのバスタブ、高速Wi-Fi、大型テレビなどが標準装備されているので快適さは抜群です。
また、フロントのセルフチェックイン機やタブレットによる案内など、最新の無人化対応も進んでいるのでストレスのない滞在が可能。
さらに最近では、一部のアパホテルにてキャスト対応テレビ(ミラーリング機能付き)や大浴場の導入も進んでいるので、動画鑑賞やリラクゼーションも満喫できますよ。
都市部でも地方でも変わらないクオリティを提供してくれるので、安定かつ快適に過ごせるビジネスホテルです。
東横イン
根強い人気を誇るのが東横イン。
全国均一化されたサービス・クオリティなので、どの店舗でも安心して宿泊できるのが魅力です。
部屋はシンプルですが清潔感があり、デスクや照明、ベッドなども使いやすく、一人で過ごすにはちょうどいい広さと落ち着きがあります。
また、全店舗で無料の朝食サービスがあり、おにぎりやパン、サラダ、スープなどの軽食を手軽に楽しめます。
立地の良さにも定評があり、駅チカの物件が多く、ビジネスや観光の拠点として非常に便利。
会員制度も充実しており、リピーターになればなるほどお得になるのも魅力のひとつ。
できるだけシンプルなホテルで過ごしたいという人におすすめです。
スーパーホテル
健康志向の方や、ナチュラルな空間で癒やされたい方におすすめしたいのがスーパーホテル。
「体にやさしい」をテーマにした独自のコンセプトを押し出しています。
朝食ビュッフェでは、有機野菜や発芽玄米、無添加の食材を使ったメニューが豊富に並び、「ヘルシーだけど満足感のある朝ごはん」を提供してくれます。
また、多くの店舗に天然温泉の導入が進んでいるので、お風呂でのリラックスも満足度が高いです。
シンプルな部屋ですが清潔感もあるので、ゆっくり過ごすことのできるホテルです。
ルートインホテルズ
全国に300以上の店舗を展開し、都市部から地方都市まで幅広く対応しているのがルートインホテルズです。
多くのホテルで人工温泉の大浴場を完備しているので、1日の疲れを癒やすのにぴったり。サウナ付きの店舗もあるので、リフレッシュ重視の方には満足度の高いホテルです。
また、朝食は和洋のバイキング形式で提供され、焼き魚や煮物、パンや卵料理など、しっかり栄養バランスの取れた内容。ビジネス利用でも旅気分が味わえます。
客室はシンプルで落ち着きがあり、一人時間に集中しやすい環境が整っています。
出張から一人旅まで、あらゆるニーズに応えてくれる安心感のあるホテルチェーンです。
まとめ
ビジネスホテルで一人滞在を楽しむ方法を紹介してきました。
ビジネスホテルは、ただ泊まるだけの場所ではなく、一人時間を楽しむ機会がたくさんあります。
部屋の中で過ごすも良し、大浴場でリラックスするも良し、ホテル周辺を散策して新しい発見を楽しむも良し。
ビジネスホテルを利用する時は、ぜひ参考にしてみてください。
