今度国内旅行に行くけど、荷物の持ち運びはスーツケースのほうがいいの?と気になっている人もいるかと思います。
結論からいうと、国内旅行ではスーツケースは不要です。スーツケースに比べて身軽な旅行ができるバックパックのほうがおすすめだからです。
本記事では、国内旅行にスーツケースがいらない理由について解説したいと思います。
国内旅行にスーツケースがいらない理由
国内旅行では、以下の3つの理由からスーツケースがいらないといえます。
- 実際に必要な荷物は少ない
- 移動が不便になる
- 使わない時の収納スペースが必要
実際に必要な荷物は少ない
旅行に行くと考えると、たくさんの荷物を持っていかなければいけないイメージがあるかと思います。しかし実際には、国内旅行で必要な荷物というのは少ないです。
ホテルのアメニティは充実していますし、海外旅行のように「あれも必要かも、これも必要かも」ということはほとんどありません。
男性の国内旅行であれば、以下の荷物があれば十分です。
- バックパック(+ボディバッグ)
- スマホ(+モバイルバッテリー or 充電器)
- 財布・現金・クレジットカード
- 衣類
- ティッシュ類
- バスグッズ(ホテル宿泊なら不要)
- ノートPC・ガジェット類
普段の持ち物に衣類を加えれば十分といえるので、収納力のあるスーツケースである必要はありません。
万が一、何か足りなくなったら、日本なら現地調達もしやすいということもあります。
移動が不便になる
スーツケースは移動が不便になることが多いです。
というのも、スーツケースは引きずって運ぶのが普通なので、移動のスムーズさに欠けるからです。
例えば、電車やバスの乗り降りや、混雑した場所では周りに気を遣う必要があります。
階段では手に持って運ばなければいけないので疲れますし、でこぼこの道ではスムーズに動いてくれません。
このように、スーツケースだとストレスになることも多いです。
使わない時の収納スペースが必要
スーツケースは、使わない時の収納が邪魔になりやすいのもデメリットです。
スーツケースは大きさが固定されているので、コンパクトにすることができません。
私も経験があるのですが、ほとんど使わないにそれなりのスペースを持っていかれるのは相当邪魔です。
部屋が広くてスペースに余裕があればいいですが、一人暮らしなど部屋が狭い場合は邪魔になる場合もあります。
たまにしか旅行に行かないのであれば、スーツケースの保管スペースにも目を向ける必要があります。
国内旅行にスーツケースが必要な人
国内旅行にスーツケースが必要な人もいます。
それは、以下に該当する人です。
- 子供や家族と一緒に旅行する場合
- お土産をたくさん買いたい人
- スーツなどフォーマルな服装が必要な人
スーツケースは収納力があるので、お土産をたくさん入れたり、家族の荷物を一緒にまとめて入れたい時に便利です。
また、スーツなどフォーマルな服装が必要な場合も、スーツケースのほうがいいです。衣類を折り目なく持ち運べるからです。
上記に該当しない場合は、バックパック1つでも十分と言えます。
スーツケースを使わずに国内旅行をする2つのコツ
スーツケース以外で国内旅行をするには、どうするのがいいのか。
それは、バックパックを使うことと、持ち物を必要最小限にすることです。
バックパックを使う
国内旅行では、スーツケースではなくバックパックがおすすめです。
以下は、スーツケースとバックパックの特徴を比較した一覧です。
項目 | スーツケース | バックパック |
---|---|---|
収納・荷物へのアクセス | 開いたときに中身が一目で見やすく、整理整頓がしやすい。仕切り付きであれば、物を分けられる。 | 複数のポケットもあり、荷物へのアクセスがしやすい。ただし、メインポケットの取り出しが不便なこともある。 |
持ち運びのしやすさ | 車輪で移動できるため平坦な地面では楽。混雑した電車やバスでは邪魔になることが多い。階段や狭い場所も持ち運びが不便。 | 混雑した場所や、公共交通機関での移動がスムーズ。ただし、長時間背負うと疲れやすい。 |
使わない時の収納 | サイズが固定されているので、保管スペースを取る。 | 荷物を入れなければ比較的コンパクトなので、収納スペースを取らない。 |
重量 | 重い(3〜5kg) | 軽い(1kg前後) |
セキュリティ | 鍵付きが多く、セキュリティ性が高い。 | 簡単に開けることができるのでセキュリティ性は低い。 |
用途の多様性 | 旅行以外の用途では使いにくい。 | 日常使いやアウトドア、ビジネスなど多用途で使いやすい。 |
価格帯 | 1.5万円〜5万円と高価なものが多い。 | 5,000円〜2万円あたりが一般的。比較的リーズナブルに購入できる。 |
それぞれメリット・デメリットがあり、特徴が大きく違うのが分かりますが、バックパックがおすすめな理由は以下のとおり。
- 身軽に行動できる
- 複数のポケットがあるので荷物にアクセスしやすい
- 使わない時の収納がコンパクト
身軽に移動できる
バックパックのメリットは、なんと言っても身軽に移動できること。
常に両手が空いている状態ですし、バスや電車の乗り降りで気を使う必要もありません。階段や混雑している場所でも邪魔になりにくいです。
複数のポケットがあるので荷物にアクセスしやすい
メインポケットの整理整頓についてはスーツケースに劣りますが、バックパックは複数の収納スペースがあるので、荷物へのアクセスがしやすいです。
それに、収納ポーチをうまく使えば、整理整頓が可能です。
使わない時の収納がコンパクト
しばらく使わない時でも、収納はコンパクトに収まります。一人暮らしで部屋が狭い場合でも、大きな負担になりません。
持ち物を必要最小限にする
バックパックで国内旅行をする上では、持ち物を必要最小限にすることがポイントです。
荷物が少なければ、よりコンパクトなバックパックで旅をすることができるからです。
実際に私も国内・海外問わず、30Lのバックパックで旅行をしています。むしろ国内旅行であれば、30Lも必要ないといえます。
持ち物をコンパクトにするコツについては、以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
国内旅行にスーツケースがいらない理由について解説してきました。
スーツケースは移動のスムーズさに欠ける点がデメリット。人によってはストレスを感じるかもしれません。
バックパックは長時間の徒歩移動があるときは体に負担がかかりますが、その点を除けば身軽に旅行ができるメリットが大きいです。
国内旅行でスーツケースを使おうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。