一人旅やソロ活に興味はあるけど、「一人で寂しくないの?」「周りから寂しい人だと思われないか」と不安に思っている人もいるかと思います。
正直なところ、ふと寂しくなる瞬間はあります。特に夜、ホテルの部屋で静かに過ごしている時は孤独を感じやすいです。
しかし、ちょっとした寂しさくらいならすぐに解消できます。
この記事では、40代独身の私が実際にやっている、旅先で寂しくなった時の具体的な対処法と、孤独に対する考え方を紹介します。
なぜ旅先で寂しくなるのか?
ソロ活や旅先で寂しさを感じる理由としては、以下の3つが主な原因です。
- 周りとのギャップ
- 何もすることがない
周りとのギャップ
自分一人の時は平気でも、「楽しそうな集団」の中に一人で放り込まれた時に孤独感を感じやすいです。
例えば、休日の観光地、ファミリーで賑わうレストラン、カップルだらけの夜景スポットなどです。
以前、シンガポールの一人旅で現地の動物園を訪れましたが、周りは家族連れ、カップル、友人グループばかりということがありました。一人で来ている客などほぼ皆無。

海外なら平気かと思っていましたが、海外であってもかなり孤独でした。
周りが誰かと共有する楽しさに溢れている中で、自分だけがポツンとしている状況だと人は猛烈に寂しくなります。
何もすることがない
もう一つの原因は暇です。
観光を終えてホテルに戻った夜や、長い移動時間など、手持ち無沙汰になった瞬間が寂しさを感じやすい時です。
脳は暇になると、無意識にネガティブなことを考えることがあり、時間を持て余しているからこそ生まれるものです。
ソロ活・一人旅で寂しさを感じないための対策
ソロ活・一人旅で寂しさを感じないためには、以下の3つの対策がおすすめです。
- 家族・カップルが多い場所を避ける
- あえて「一人でしかできないこと」に没頭する
- 没頭できる「暇つぶしアイテム」を用意する
家族・カップルが多い場所を避ける
物理的に「アウェーな場所」に行かないのが一番の対策です。
例えば、休日のテーマパーク、ファミリー向けの大型リゾートホテル、バイキング形式のレストランなどは避けます。
こういった場所は、誰かと来ることが前提の場所だからです。
逆に、ビジネスホテル、カウンター席のある居酒屋、平日の観光地、一人客が多いお店などを選べば、周りも一人客が多いので孤独感を感じることはありません。
あえて「一人でしかできないこと」に没頭する
ソロ活・一人旅ならではのメリットを活かすのも有効な対策です。
誰かと一緒だと気を使う場面でも、一人なら全て自分の思い通りになります。
たとえば、以下のようなことです。
- サウナを楽しむ:誰かと一緒だと、「そろそろ出る?」「後で待ち合わせね」という気遣いが発生します。しかし、ソロなら完全に自由です。
- 好きなものを好きなだけ食べる:グループ旅行だと、店選びやメニュー決めで妥協が必要です。しかしソロなら、「昼にラーメンを食べたけど、夜も麺類にする」「有名店ではなく、目の前のチェーン店で済ませる」といった選択も自由自在です。
- 一人飲みをする:カウンター席のあるお店で、一人飲みをしてみるのもありです。スマホを見ながらダラダラ飲んだり、自分のペースでお酒と食事に向き合えます。誰にも気を使わない晩酌は、最高の贅沢です。
このように、あえて「一人でしかできないこと」に没頭して、自由を楽しみ尽くしましょう。
没頭できる「暇つぶしアイテム」を用意する
ホテルでの夜や移動中など、ふと時間が空いた時に寂しさはやってきます。
この暇を潰すために、デジタルコンテンツをフル活用します。
- Kindle(電子書籍): 漫画や小説を一気読みする。
- Audible(オーディブル):耳から読書をする。
- Amazon Prime Video: 映画やドラマの世界に没頭する。
スマホやタブレットさえあれば、いつでも別の世界に逃げ込めます。
「せっかくの旅だからデジタルデトックスしなきゃ」などと考える必要はありません。
暇で寂しさを感じるくらいなら、エンタメにどっぷり浸かって楽しむのが正解です。
ソロ活におけるKindleやAudibleの活用術は、以下の記事を参考にしてみてください。
関連記事:移動時間を読書時間に変える。ソロ活のお供としてのKindle・Audible活用術
ソロ活・一人旅の寂しさに対する考え方
ソロで行動している人は多いので気にしない
最近は「ソロ活」という言葉が定着し、一人焼き肉、一人飲み、一人旅を楽しむ人が増えました。
周りを見渡してみると、意外と一人で来ている人は多いものです。
「あいつ一人で寂しそうだな」と不安かもしれませんが、堂々としていれば大丈夫です。
一人で自由に行動できることを存分に楽しむ
誰かと一緒だと、相手のペースに合わせなければいけない場面があります。
しかし、ソロ活は全てが自由です。
好きな時に起き、好きなものを食べ、予定を急に変更しても誰にも文句を言われません。
ちょっとした寂しさに比べれば、自由に行動できる楽しさのほうが遥かに上回ります。
「誰にも縛られていない」という開放感を存分に楽しんでください。
慣れれば寂しさを感じなくなってくる
最初は誰でも緊張しますし、ふとした瞬間に寂しさを感じるもの。
しかし、場数を踏めば一人でいることが当たり前になり、気にしなくなります。
慣れてしまえば、寂しさよりも「次はどこへ行こうか」「何をしようか」というワクワク感の方が大きくなっていきます。
まとめ
アウェーな場所を避ける、一人でしかできないことに没頭する、没頭できる暇つぶしアイテムを持つだけでも、ソロ活・一人旅の寂しさを防ぐことができます。
一人の時間は、誰にも邪魔されない最高の贅沢と考えてみてください。
まずは近場の日帰り旅行や、週末のソロ活から始めて、少しずつ一人の時間の楽しさを味わうのがいいかと思います。

